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四十三庵

蔀の雑記帳

鳥飼茜「地獄のガールフレンド」とかいうアラサー女のデトックス漫画

ライフ

鳥飼茜の漫画、今連載中なのが三作あるんですが、読んだら全部よかったので、できれば三作ともブログで紹介したいと思っています。
手始めに「地獄のガールフレンド」を。

どんな話か

すごく簡単に言えば、設定が重めな東京タラレバ娘です。
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友達ゼロ同士の女3人、同居開始! 「 同居人募集!お友達のいない方歓迎!」
●悠里(ゆうり)(28)初めての男が妻ありの不倫愛だったセカンドバージンのまじめOL
●加南(かな)(31)他人に“お母さん”と呼ばれることにモニョるバツ1シングルマザー
●奈央(なお)(36) 女の人に関心がない超モテ股ゆる女家主 

一軒家でルームシェアを始めた3人の共通点は「友だちがいない」 女たちの食卓では非モテの根源、オバサン問題、受け身の性欲、“女の人生”比べ、……とおしゃべりが止まらない!! 世間におののく女たちに捧ぐ、デトックス同居物語!

このあらすじ(Amazonからパクった)もどうなのかって気もしないでもないですが、まあでもこういう話です。
デトックス同居物語です。

こんなマンガ

よくTwitterに引用されてるトコだとこのシーンが有名ですかね。
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「男に都合の悪いこと言う女ってドブスなんだ〜〜〜〜」と気づくモテまくりアラフォーモテ女。

このエピソードは極端だけども、似たようなシチュエーションは現実結構あると思うんすよね。
こういう体験して、モヤモヤしてる女性が共感したり支持したりしてる漫画なんですかね。

どの辺が面白いか

三人のタイプが違う女性(敢えて女性と書きますが)が、それぞれの人生に壁を感じて、
同居をはじめて、なんやかんやで意気投合して、独特の空気を醸し出してるマンガで、
チャラいモテ女、そこそこモテるバツイチシングルマザー、真面目すぎるOLの三人が主人公。
その三人のタイプの違う女性が、アラサー特有の酸いも甘いも噛み分ける感じの体験をして、
それをガールズトーク(?)で昇華するお話っぽい。

普通だったら人生が触れ合わないであろう女三人が一つ屋根に住むところとか、
その辺はご都合主義なはずなんだけど、なぜか圧倒的なリアル感があるのが魅力。
シングルマザーでの加南の恋愛対象が接骨院の若い整体師だったり、謎の処女厨の鹿谷とか。

奈央の既婚中年男の合コンエピソードとかも、なんかやっぱシチューエーション自体はすごいあるあるなもので、
結末自体はご都合主義なんだけど、そこがやっぱデトックスと言われる所以なのかね。

リンク

 

次回予告

あと連載中なのが「おんなのいえ」と「先生の白い嘘」というのがあるので、あと2つ記事書きます。
(了)

理想が人を殺すとき

論考 仕事 ライフ

知り合いが自殺したりだとか、直の後輩が仕事でメンタルをやられたりだとか、そういう事件が立て続けに僕の身の回りに起きた。
そのときに感じたこと。

出来損ないの自分を殺す

自殺した身近な知り合いは二人いて、片方はTwitterのフォロワーで、もう片方は会社の人だった。
会社の人はマンションから飛び降りたらしい。

内田樹だったか、昔自殺というのは死ぬのではなく、理想に届かなかった自分を殺しているのだと書いている人がいた。
世の中には色んな形の自殺があるはずだから一概にはくくれないが、納得感は高かった。
たしか、就活自殺した学生に対して、中央公論で書いてたコラムだったと思う。
その学生は、大学時代は輝くように充実していたけれど、
第一志望の企業には入れず、ニトリなどの四社から内定をもらっていたのに、自殺というの道を選んだ。
客観的に見てまだやりなおせる状態だとか、そんなのはどうでもよくて、
理想に届かなかった自分を認めることができず、
そんな出来損ないの自分を生かしてはおけない。
だから、消してしまう。

そういう種類の自殺に関して、我々ができることが何かあるかというと疑問だ。
近くにいて慰めることくらいはできるだろうけども、
それも根本的な救済ではない。
本当は一番好きな人と結婚したかったとか、
あの会社に入ってあの仕事をして成果をあげたかったとか、
エヴァみたいなアニメ作りたかったとか、
そういう各々が持っている理想を叶えることが救済だろう。
しかしこの世の中、誰もが叶えられる理想とそうでない理想がある。
そして日本で夢を叶えることは、いろいろな方面で昔よりずっと厳しくなっている気がする。
少なくとも人数という意味では、厳しくなっている。

不登校になる人間とならない人間の違い

僕が学校に馴染めていたかはかなり怪しいが、不登校にはならなかった。
学校が楽しいと思ったことはないが、休もうとも思わなかった。

部署の後輩が会社に来なくなり、不登校になる人間とならない人間の違いを考えた。
そもそもコミュニケーション能力が低くて、上手く友達の輪に入れない人間というのはいる。
けれどそれだけで不登校になるかというとそんなこともない。

では何が原因なのか?

後輩とこの前話していて、一番驚いたのが、
彼がこの会社に入ったことを心底喜んでいて、
部署配属にも仕事内容にも満足していることだった。
てっきり部署や仕事内容が嫌で潰れてしまったのだと思い込んでいたからだ。
彼自身、積極的に会社に行かないことを選んだのではないらしい。
ただある月曜日、朝起きて会社に行く時間になっても体が動かなかったらしい。
彼の中で一番ストレスなのは、思うように仕事ができないことらしい。
部署配属までが理想通りに進んでいたのに、そこからの一年が自分の理想を下回ったのが、ボディブローのように精神を削っていったらしい。

僕はけして高いコミュニケーション能力も崇高な目標もなかったけれど、
学校や会社を休まなかったのは、単に理想がないからだった。
僕は内定が決まってから一日たりとも、自分が理想の会社に入って幸せだなんて思ったことはなかった。
なんなら今でも強く働きたくないと思っている。

もちろんどんな奴でも激しいイジメとかがあれば、不登校になるだろう。
そういう強い外的要因がないケースで学校に行けないのは、やはり理想と現実のギャップだと思う。

今思うと学校で嫌われてたり馬鹿にされてたりする奴は、案外不登校にならなかった。
たとえば見た目が悪いとか、話してるとワケわかんないことを言うとか、そういう明らかにハンデを持ってる人間は、
そもそも自分の人生をそういう風になると覚悟している。納得しているかはともかくとして、そこに変な理想が介在する余地はない。
むしろどちらかといえば普通の人間で、クラスの人気者ポディションになりたかったとか、すごいデカい夢を持ってるとか、
そういう人間の方が不登校を選びやすいのではないか。

どうすればいいのか

明確な結論はたぶんケースバイケースになってしまうので、一般論にすべきではないだろう。
しかし、この理想と現実のギャップを解消するためには、
現実の自分を理想に近づけるか、理想を現実に下方修正するかの二択だと思う。
前者は、できるなら病む前にとっくにやってるはずなので、
これを求めるのは相当当人を追い詰めることになる気がする。
(鬱病患者に頑張れと言ってしまうアレなのかな)
というわけで、理想を下方修正するしかないのだろうが、
それを本人が絶対に許せないときに、自殺という選択肢を選ぶことになってしまうのだろう。

おわり

最近考えてることを書き残してみた。
東京の街で生き残るというのはなかなかに辛く厳しい。
(了)

お盆ちょい前に金沢行った話

旅行

金沢行った話を書きます。
仕事でやってた案件が諸々の事情で一ヶ月半程度後ろだおしになって、急に暇になったので、
急に四連休がとれそうになったので、じゃあなんか金沢とかいってみようかと思った次第。

北陸新幹線

「はくたか」と「かがやき」という2つのタイプがあるそう。
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↑これがかがやき

自由席があって、途中駅で止まるのがはくたかで、全席指定席かつ途中駅を飛ばすのがかがやき。
今回僕は行きをはくたか、帰りをかがやきで行きました。
自由席で乗ったときは、マジで座れなかった。
車両と車両の連結部分に一時間ほど立ってたんだけども、
(なぜ旅行なのにこんな通勤電車みたいな目に……と思いながら)
軽井沢まで行ったところで突然客がおりだして、奇跡的に座れた。

交通事情

金沢駅自体はものすごい立派な駅だし、バス・タクシー・レンタサイクルなどなど交通インフラは充実している。
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初日は「まちのり」というレンタサイクルを使った。
金沢レンタサイクル「まちのり」
基本料金が200円かかって、街の各所に駐輪場があり、
30分以内に返すと無料、30分たつと、そこから30分ごとに200円という料金体系。
タクシーを使うこととか考えると、普通に良心的だと思う。

まあただ金沢は街全体がコンパクトなので、普通に歩いて行動できることに二日目以降気づいてしまってからは、あんまりレンタサイクル使わなかった。
レンタサイクルのデザインが一目でレンタサイクルとわかるようになっねいるので、かなり恥ずかしいというのもあった。
暑かったのでバスは使ったけども、春秋の観光であれば歩けばいいと思う。
金沢駅→近江町が10分程度。
近江町→片町が15分程度で、片町→21世紀美術館が10分程度の感覚だった。
市内観光であればバスで十分だろう。
片道200円程度。

宿事情

お盆の時期だったしえか、とにかく宿がとれなかった。
初日は片町ツアーホテルに泊まった。
travel.rakuten.co.jp
なんてことはない繁華街に隣接したビジホ?なんだけども、ここですら8000円くらいだった。
本気で飲み屋街の中にあるホテルだけども、意外と静かだった。
二日目はアパホテル片町に泊まる。
ここも8000円くらいだったかな?
アパホテルに泊まるのははじめてだったけども、本気で部屋が狭かった。
けれど、ベッドはすごい寝やすかった。
総合的な満足度はすごい高かった。
アパホテル片町にはアパホテル名物らしい大浴場がないので、注意。
(金沢はアパホテル三つあって、金沢中央と金沢西口には大浴場がある)
三日目は金沢駅前の東横インに泊まった。
東横インに泊まるのもなにげにはじめてだったが、まあ普通のビジホって感じ。
いずれの宿にせよほぼ満室だったので、金沢の宿事情は結構逼迫してんなあと思った。
交通インフラに関しては、官製でめちゃくちゃ整備されているが、宿に関しては完全にキャパオーバーな気がした。

飯事情

とりあえず近江町で海鮮丼か廻鮮寿司を食べると幸せになれるらしい。
matome.naver.jp
このNaverまとめを見ていったのが、以下の2店舗。tabelog.com
金沢近江町市場 山さん寿司 本店 | 北陸自然の恵みが全て集まる金沢近江町市場で60年の老舗寿司屋「山さん寿司本店」のホームページです
時間帯にもよるだろうけども30分〜1時間は確実に待つので、その覚悟は持っていくべき。
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観光事情

兼六園
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二十一世紀美術館
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まとめ

やっぱ新幹線が通るってすごいんだなあって思いました(小並感)。
(了)