四十三庵

蔀の雑記帳

結婚分析

ttp://kanasoku.blog82.fc2.com/blog-entry-11779.htmlより 年代別未婚率の推移        25?29歳    30?34歳    35?39歳 1980年  55.1%(24%)  21.5%(9.1%) 8.5%(5.5%) (中略) 2005年  72.6%(59.9%) 47.7%(32.6%)30.9%(18.6%) 基本的には両性の未婚率。()内の%は女性の未婚率 男性の未婚率が欲しければ、(両性の未婚率)?(女性の未婚率) 傾向として 若年の間は(男性の未婚率)>(女性の未婚率) 中年になるとこの大小関係が逆転するよう。 ○最近思うこと 昔国立大学を目指していた頃は、 私立大学なんていうのは就職予備校+結婚斡旋所で、 学問をする場ではないんだ、なんて思ってたけど、 世間的にはその方が役に立つのかもしれんと最近は思っている。 ○個人的な思想の変遷 高校の頃までは、僕は漠然とした結婚制否定主義をとっていた。 主な理由として、 ・制度上の男性不利(離婚した場合の慰謝料、養育費、 更に不貞行為で一方的に離婚が成立してしまうクソ民法) ・家庭を持つことによる不自由(引越しなんて簡単にできなくなるでしょ) ・他人が家に居座る不快感(思春期だったからこんなことが気になったのかも) ・女の人間性の問題(浪費癖だの愚痴だのわがままだの。結婚したら豹変するとか最悪) ・フェミ的結婚制批判(結婚は人の自由への冒涜だ!合法的なレイプだ!なんていうのを、 高校生ぐらいまでは頭が悪かったので、「そういう考えもあるかな」なんて思っていたのです) ・昔の哲学者の箴言に「結婚する奴は馬鹿」というのが多かったこと。 なんていうのがあった。 深く考えていた訳ではないので、つっこみ所は多い。 ・日本の少子化を救うため、子供好きだし、子供はつくりたかった ・子供をつくるとすれば、きちんと教育したかった ・結婚にかわる制度として、事実婚だとか、通い婚をぼんやり想定していたが、 じゃあ具体的にどうするのかというのは考えていなかった 簡単に結婚制否定に論駁すると、 ・伝統の力の軽視 ・男女の合意形成がいかに困難であるか ・大半の日本人の若者は経済的に窮迫していること ・結婚制の便益の過小評価 大学入って、試しに彼女をつくってみたら、大分結婚というのを肯定的に考えるようになった。 いまだに引っかかるのが、 ・制度上の男性不利(離婚した場合の慰謝料、養育費、 更に不貞行為で一方的に離婚が成立してしまうクソ民法) これ。 男女共同参画社会って、 「女性は有能なら正社員でばりばり働いて自己実現目指して、 無能なら専業主婦として家事しててね。 男性は馬車馬の如く働いてろ」 っていうことなのかな。すてきなしゃかいだなあー ○未婚化は問題か? そもそも結婚制否定の考えから見れば、未婚化は問題でもなんでもない。 しかし、 ・少子化の加速(つまり労働力の再生産が行われなくなるということ) ・「結婚しない」のではなく、「結婚できない」のなら? ・未婚化は程度によっては問題ないが、現在の未婚率は高すぎる ということで、ざっとこんな問題があるわけ。 少子化の問題は色々意見があんだけど、 (反社会学講座 第17回など、少子化楽観論もあります。 要は、少子化に対応する社会にせえや、と) 「少子化で日本が滅ぶ」なんて奴は死ねばいいと思うけど、 基本的には問題なんですよ。 社会構造を変えるのって金かかるわ、あちこち大変 巷間に流布してる話は、的外れなことばっか言ってますけど。 ○未婚化の原因を探ろう 原因としてよく言われることのに、 「結婚しなければならないという風潮が若者の間で消えて、 一生独身でよいと思う価値観が広まった」 なんていうのがある。 よく考えて見て欲しいが、2006?2008年くらいのテレビでは、 よく30代未婚の出演者、特に女を、負け犬と呼んでいた。 結婚したがっている男女はそれなりの数、存在する。 そこで、便宜的に未婚の連中を次のように分類して見よう。 1、非自発的未婚者(結婚したいが、できない) 2、消極的未婚者(結婚してもいいと思っているが、無理にしようとは思わないので、しない) 3、積極的未婚者(価値観がねじまがっているので、絶対に結婚しない。結婚するくらいなら死ぬ!) 1、2の層を結婚させることこそ、社会の急務で、出生率上昇の鍵なのだけれど。 結婚への障壁として、 ・容姿の問題 ・人間性の問題 ・経済的問題 ・思想的問題 があるようです。 ○俗説について 少子化解消が日本政府の急務だとはいえ、 結婚なんていう個人的な問題に、いくら政府が 「婚活しろ」 とわめいたって、むだな気がします。個人的な印象ですけど。 少子化の話になると、二言目には 「女性の労働環境が悪く、出産育児を考えると、仕事を続けられない。 子供がある程度育って、再就職になるとパートとして働かざるをえない。 この問題のせいで女性が結婚、出産に躊躇してしまう」 なんて言いだすのがいますけど、これもあんま関係ない気がする。 そりゃあキャリアウーマンとやらの出産育児環境は改善した方がいいですけど、 改善すりゃキャリアウーマンがぽんぽん子供産むかというと、そうは思わないんですよね。 「中央公論」の10月号に少子化特集で三本記事があって、 そのうち二つが女性の労働環境改善=少子化解決を叫んでたけれど、 本当かよ、と思った。 男が家事育児を手伝わないから、少子化進むんだ!という俗説に至っては論外。 少子化問題のどさくさに紛れて、自分が楽することばっか考えないでください。 ○現実的対策 ・子持ちにだけ年金を給付する  あるいは給付額に差をつける  (もちろん医学的に子供ができない人間は、医者に証明してもらって、差はつかない) 労働力の再生産を行わない人間に、年金をもらう正当性があるでしょうか。 というわけで、年金給付を使って、子供を産むインセンティブを持ってもらいましょう。 でもまぁ実行は茨の道でしょうね。 国民が少子化が問題だ、なんていうのは口先だけです。 あいつらは馬鹿だから10年後20年後に苦しむことが予想できないし、 自分さえよければそれでいいと本気で思っているから、 今の腐れ年金制度維持に腐心して、 クソジジババがデモ活動と称して、プラカードでも持って集団で街を練り歩くかもしれません。 ・移民受け入れ 僕は大反対なんですけど、こんな話もあるみたいです。 どんだけ文化的、言語的障壁を過小評価すれば気がすむんだ、という話ですけど。 地球規模で見て子供が余っている地域から、 子供が足らない地域に人を流せば合理的でしょ?という、 効率性を追求するとかえって大きな非効率を引起こすことになる好例みたいですけど。 ・多夫多妻制の導入 アフリカの国々を見てもわかるとおり、出生率が高い国は軒並み一夫多妻制を導入しています。 我々も「出生率先進国」を模倣し、現在のキリスト教宗教観に毒された、 呪われし一夫一妻制を捨てる勇気を持ちましょう! まぁ欧米大好きな日本人は、 「アフリカの土人の文化なんてとんでもない!」 と言うのかもしれませんね。 彼らの文化相対主義は口だけですから。 また一夫多妻制は男尊女卑だ、と。 そこで、男女平等思想と少子化解消の両立を図るため、 多夫多妻制 の導入を提唱します。 僕の構想では、女はある男に結婚という形で、所属する。 そして妊娠し、出産したら、その男の子供として育てる。 本当の父親がそいつである必要はない訳です。 この方法によって、結婚はもはや「合法的なレイプ」ではなくなる訳です。 「君がしたくないんなら、あの娘がいるからいいや」となる訳です。 子育ても格段に楽になります。 子育ての負担を、複数の妻が分担する訳です。 これによって女性の労働も容易になります。 もちろん悪い点もあって、恋愛の格差が広がっていくこと。 相変わらず経済的に貧しい奴は結婚できないこと。 自分の遺伝子を確実に残したいと思う奴には抵抗があること。 そもそも倫理的に多夫多妻は正しいのか、ということ。 愛している異性を独占する正当性がなくなること。 これ考えてんの僕だけなのかと思ってたら、他にもいるみたいですね。 多夫多妻制を推進したいのはおかしい? ○個人的予測 1、政府は少子化になんら有効な対策を打てない (上の三つの対策なんて絶対できないでしょ) 2、日本は少子化に対応した体制に移行していく 3、現在心配されているような大問題は起こらない  年金制度も崩壊しなければ、日本が滅ぶこともない。  韓国人中国人がやってきて、日本をのっとる!なんていうこともない。 4、ただ経済的没落は防げない。  現在日本はGDPの世界ランキング2位だけれど、5位くらいまで落ちるかもしれない。 5、都市の過密、地方の過疎傾向が更に強まる。