四十三庵

蔀の雑記帳

一人暮らしについて雑感

○尋常じゃないくらい食べ物が腐る とにかく食べ物を腐らせる。 食べ物を粗末にするとバチがあたる、というが、 ホントに食べ物を捨てるのは気分が悪い。 はじめて腐ったのは豚肉だった。 肉が腐った時の、糞便じみた臭いは衝撃的だった。 ゴミ箱に捨てても、部屋中に悪臭が漂ったので、 まだ余裕があるゴミ袋の口をとっとと縛った。 が、それでもまだ悪臭がしたので、更にもう一つゴミ袋を使った。 そばもカビが生えてたので、捨てた。 今週は、 ・なすの味噌汁 ・もやし ・人参 ・キャベツ ・ネギ ・たまねぎ を処分。野菜が上手く食えない。 冷蔵庫の中に腐敗臭が残って、すごく不愉快。 味噌汁の腐り方はホントに豚肉に並ぶくらいのトラウマ。 もったいねー。反省。 ○そもそも僕がなぜ一人暮らしをしたかったのか そんな風に、腐らせてしまったものを廃棄していると、 なんで自分がわざわざムダな金使って、一人暮らししているのかがわからなくなる。 実際、僕の大学の連中は、80%くらいが実家通いなんだろうけど、 多くは、一人暮らししたいとも思ってなさそうだ。 僕が一人暮らししたかった動機は、 1、電車通学が死ぬ程いやだった 2、独立心が病的に強かった という二つ。 1はもう、言わずもがな。 朝六時に起きて、満員電車に一時間以上揺られて、 くだらねー講義に金払って出てたんだから、泣けてくる。 台風の日に、念のため大学へ行って、JR線がとまってたから、 新宿から四ツ谷まで、強風の中を一時間歩いて、 結果全部休講になって、家帰って泣いたのを覚えている。 とにかく電車に乗って、死んだ魚みたいな目をした連中と同乗するがいやだった。 一年通って、電車に乗っていいことなんて一つもなかった。 あれは地獄だった。 そういう生活をさせる親や社会も、クソだと思っていた。 学校や会社へ、遠くから通わせるのは、実に非合理的だ。 2は、親と一緒の家に住むのがいやだったということ。 高校の頃からいやでいやでしょうがなかった。 二十歳目前の男が、親父にクソみたいなことで怒られる訳だ。 親の見るテレビ番組も大嫌いだった。 飯食う時に、ゴミ番組を見なきゃいけないのが苦痛だった。 一人暮らしは、とりあえず1と2は解決してくれた。 今はもう毎日電車に乗る生活からは解放されてるし、 親につまんないことをぐちぐち言われることもなくなった。 ○一人暮らしのデメリット そんな環境だったので、一人暮らしすれば、 そりゃ少しぐらい大変だろうが、いいことばかりあるような気がしていたが、 案外思いもよらないデメリットが見えてきた。 以下列挙すると、 1、金がかかる 2、家事に時間を食う 3、食事の質が下がる 4、自律心のない奴は堕落する 1 ホントに金はもったいないと思う。 家賃6万だから、年に72万。 72万あれば、もっと色々できるよねえ。 それだけの価値はあるか、と言われると、うーんどうだろ。 2 家事がね。実家住まいの時は、 別に掃除なんかは、嫌いって訳じゃないから、大丈夫だろうと思ってたんだけど、 意外とこれが時間食う。 しかも自分で汚した皿は、全部自分で洗う作業になるから、 新しく皿を出す時もちょっと考えなければいけない。 朝、昼、晩と三食つくって、その材料も用意して、皿も洗って、掃除洗濯をして、 (掃除洗濯は毎日する訳じゃないけど)とやってると、どうしても一日一時間以上は家事にとられる。 3 食事の質さがります。確実に。 母親が当たり前につくっていた料理が、いかにすごかったかがわかります。 どうしても料理の幅は狭まるし、味も下がる。 4 誰も見てない、誰も注意しない環境は、自制心のない奴だと堕落する。 僕のような自制心の塊と言われた者でさえ、多少だらだら過ごしてる。 ○とはいえ 色々一人暮らしの悪い部分も見えてきて、実家通いもそうそう捨てたもんじゃないな、と思っている。 僕の場合、実家が遠いからあれだけど、 実家がある程度近ければ、絶対に実家通いの方がいいと断言できる。 とはいえ、じゃあ金がもったいないから、片道一時間半の生活に戻りたいかというと、 ごめんなさい勘弁してくださいと思う。 なんだかんだで、めぐまれた環境なんだろう。 昼休みに大学から帰って、アパートでラーメン食って、寝そべってる時はホントに幸せだし、 何より周りが静かで、割合治安もいい。 今週の土曜日にNTTの工事が来て、ネット環境が整うはずなので、 そうなればもう娯楽に困ることもない。 バイトが決まらないのが、唯一の不安要素。