四十三庵

蔀の雑記帳

新興宗教の集会に行ってきたでござる

英語コメントスパム

全然関係ない話だけど、ここんとこ英語コメントスパムがすごい。

そしてうざい。

まだアダルトサイトの宣伝の方がいい。

内容がほとんどないから、何が目的なのかわかんないんで、イライラする。

で、調べてみたら、どうやらSEO目的らしい。

SEOっていうのは、"Search Engine Optimization"のことで、 要は「サーチエンジン最適化」、

yahooとかgoogleとかで、検索上位に来るように、 こせこせ工作すること。

海外サイトの連中が、日本の適当なブログに狙いを定めて、 コメント欄に自分のサイトのアドレスを残す。

これをいくつかのブログで繰り返す。

個人ブログは対応がテキトーなので、めんどくさがりなんかは削除しないで、ほっとく。

すると、google botなんかは馬鹿なんで、 「このサイトはいっぱいリンクはってありますね。きっと人気あるんでしょう」 ということで、検索上位に。

全部英語で、似たような内容なんで、同じ奴がやってんのかと思ったら、 全部IPアドレス違うでやんの。

本気で駆逐するんなら、そういうソフトなり、コードなりあるみたいだけど、まあいいや

なぜ人は宗教を信じるのか?

「諸宗教に通底する根本理念について」なんていうレポートを、 なぜ今になってアップしたかというと、新興宗教の集会に連れてかれて、

あながち自分の考えてたことはそう間違ってないんだなあなんて思ったから。

是非読んでみてください。

読んだ人はすごいです。

書いた僕も読みたくないのに。

後、もう一つ。

宗教っていうのは、理論体系がすんばらしいから信じる、っていう人はあんまいないよ。

宗教が伴う、人間関係だとか、絆が、すんばらしいから信じるんだと思うよ。

たとえば、キリスト教徒だったら、初対面であっても、 「ああなんと、あなたもキリスト教徒なんですね!」 ということで、

まるで親戚か何かのように、話せる。

神が与える絆という訳だ。

特に都市部の、さっむい人間関係を考えると、 こういう宗教が産む絆というのは、正直僕なんかはうらやましくすら感じるね。

で、新興宗教に行ってきた話

簡単に言うと、ちょっとした知り合いから飯食わないかって誘われて、

「宗教か絵か、単純に友達いない奴なのか」と思って、せっかく誘われたんだから行ってみっかあと、

のこのこ行ってみたら、案の定宗教だったという話。

受験の話になったんすけど、突然一人で自分の受験を長々と語りだした。

「なんで日大も落ちた俺が合格できたのかっていうと、やっぱ親への感謝なんだよね」 みたいな結論。

なんでも、 父親の高評価=上司に恵まれる 母親の高評価=恋人に恵まれる 兄弟の高評価=仲間に恵まれる だそうで、この時点で僕は、

「じゃあ一人っ子は永遠に仲間ができないんですね!」 などと思ってた。

で、途中から、なんか宗教みたいなこと言うなあと思ってたんだけど、 最終的に、

そういう「家族との絆を大切にする」みたいなことを教えてくれた人々の集会に行く?と誘われる。

ああこれが目的なのか、宗教だなーこれ、と思いつつ、 監禁されて、信者に囲まれ、帰れなくなる絵面を想像する。

でもま怪しい宗教ならネタになるだろうと思い、行ってみることにした。

すこしでもヤバい臭いを感じたら、すぐ逃げられるよう、 「帰りたくなった帰りますよ」くらいなことはあらかじめ言っておく。

その人も、別に 「入信しなきゃ殺すぞ」 という風でもなく、あるいは自分たちの施設に連れ込むまでは穏やかに、

施設に連れ込んだら豹変、という風でもなく、 「別にいつ帰ってもいいよ」 みたいな感じ。

あんま信じなかったけど。

電車の中で、 「一応言っとくけど、これから行くとこって、宗教法人になってるから」 と告げられる。

「でも神を信じるとか、そういんじゃないんだけどね」

「あの、もしそういうのキツかったら、全然無理しなくていいからね」

僕のような天邪鬼は、こういう言い方をされると、かえって行きたくなる。

「いいから来てみなよ!人生観変わるよ?」 などと言われたら、すぐ帰るんだろうけど。

金も特にかかんないと言われたんで、それを信じて行ってみる。 多摩川駅で降りて、歩いて三分くらいに、なんかよくわかんない施設がある。

スーツの人が点在して、えらく元気のいい挨拶をしてくる。

中に入ると、受付に名前、住所、生年月日、電話番号を書き、 紹介人が名前を隣に書いて、受付に提出。

もちろん住所と電話番号は、偽だったが、特に調べなかった。よかった。

そして、壁に貼ってある、教団の教えを読まされる。

その末尾に、この教団の名前が書いてあった。 誠成公倫会 知らない名前だった。

誠成公倫会とは

どうも新興宗教というと、創価と幸福の科学、エホバの三つを思い浮かべるけど、 もうちょっと規模が小さいものなら、無数にあるらしい。

「幸せ」になるための方法論を探る、みたいな、 いかにも新興宗教にありがちな方向性を謳っていた。

はじめての奴は、誰か信者が一緒に来ないと会場に入れないらしく、受付はかなり厳重だった。

新興宗教界のmixiである。

(最近はもう誰でも登録できるようになっちゃったけど、 昔は友達の紹介がないとmixiに登録できなかった)

多摩川にあるやつは、どうも多摩川園の跡地らしく、wikiの記述に、 閉鎖直後敷地は山梨県の不動産業者に売却されたが、

屋内テニスコートとして使われていた建物がある多摩川駅からの南側3分1の土地を宗教法人の誠成公倫が取得した。 とあり、

僕が行ったのはそこらしい。

入り口なんかは公民館っぽい雰囲気で、土足禁止。

相談室というのもあった。 奥に行くと、体育館のような広いスペースに、椅子が置いてある。

壇上でおばさんがなんか宗教漫談をしてる。

たまにウケて、哄笑が起こる。

真面目にきいてる人もいれば、後ろでテキトーに話してる連中もいる。

子供もいっぱいいた。かわいい。 泣き出すと強制排除。はは。

やたら皆スーツ着てたんで、僕は何か役職がある人なのかと思ってたんだけど、 調べてみたら、ただの一般の信者だったっぽい。

集会の時は、基本正装するそう。

僕が話して、全然面白くない話なのに、やたら笑って、 「それは面白いな?」と言ってくるので、参った。

面白いのはあんたらだ。

一応扱いは見学者ということになっていて、胸に見学者バッチみたいなのをつけてた。

何のサービスなのか、勧誘した人とともに、大学四年の男と、大学二年の女が僕について、 椅子を四つ向かい合わせにして、四人で話した。

途中、壇上のおばさんが、僕の名前を呼んだんで、 なんか洗礼でもされんのかと思ったら、 「どうぞごゆっくりしてってください」 みたいなことを言われただけだった。どうも。

話をつらつらきく限り、自己啓発に限りなく近い宗教らしかった。

「家族を大事にすると、全て上手くいく論」もそうなんだけど、 「明るい方と暗い方があったら、明るい方がいい」という風な論もあるらしい。

全然間違ってないけど。いいと思うけど。

それってほぼ、自己啓発だよね。

4時半になったら、集会は終了。 おばさんが四方にお辞儀して、聴衆が礼を返す。

この後青年部あるんだけど、どう?と言われた。 後ろ髪をひかれる思いはしたが、さすがにそこまで行くと戻れない気がして、帰った。

帰りは普通に駅まで、その連れてきた人と二人で帰った。

スーツ姿の人が道に立ってて、 「さようなら!」 「さようなら!」 と叫んでて、恐縮した。

それで、駅で別れて、おしまい。 どうも誠成公倫会はさほど強引な勧誘はしないようだった。

*入信すると、藤原紀香がついてくる!

家に帰って、早速調べてみると、 誠成公倫会は、昔藤原紀香が受付をしていたという噂があるらしい。

公式サイトはなし。遅れてるな。

ていうか、新興宗教界のmixiとしては、情報を出したくないのか。

内容的には無害。 あんだけ排他的なんだから、なんかすごいことやったんだろうと思うかもしんないけど、 ホントにおばちゃんの漫談きいたり、無視して雑談したりするだけ。

でも信者からはきっちり金とってるみたいだ。

建物も立派だったしね。 一流新興宗教に比べると、まあ劣るかもしんないけど、 少なくとも川越の公民館よりはキレイだった。

誠成公倫 この開祖の、八島義朗っつーのが、 なかなかの山師らしい。

いやー世の中おもしれーな。 高学歴集団がオウムに集ったのもわかりますね。

官僚組織だとか、企業経営陣なんかになるより、宗教の幹部にでもなった方が、何倍も面白いでしょ。

 

*参考リンク

「謎の教団 ! 誠成公倫」 宗教の勧誘に付いていくとどうなるの? 「誠成公倫」編 カルト最新情報(2003/12/15)

公式サイトがないんで、イマイチ教義が要領を得ないな。

まあでも多分、色々あさった感じでは、ホントにテキトーに喋ったものが教義になってるみたいだから、 かっちりした教義なんてないんだろう。

後は、誠成公倫で検索すれば、2chのスレのログと、gooの質問の過去ログとかがざくざく出てくる。

 

*まとめ

新興宗教っつっても、ほぼ無害。自己啓発に近い。 ていうか、勝間和代も香山リカも、あれ広い目で見れば、宗教だよね。絶対。

自己啓発と宗教の境目なんて、ないんだ。

どっちも耳に心地のいいことを言って、金をむしりとるだけなんだから。

その搾取がどの程度良心的かによって、社会的評価が決まるんだと思う。