四十三庵

蔀の雑記帳

「「金利」がわかると経済の動きが読めてくる!」鈴木雅光

意外と良著だった。 「金利」がテーマの本なんだけど、字がでかくて、図が多い、みやすいレイアウト。 ちょっと内容薄いのかな、と読む前は思ったけど、 基本的なことは全部網羅されてる。 経済学部の授業って、 「単純化のために金利は一定とします^^」 とか平気で抜かすけど、現実は一定どころじゃない。 発展途上国の外貨建てすれば、5%程度の金利がつくんだから。 無担保コール翌日物金利が銀行金利で一番重要だとか、 CD、CP、スワップポイントとか。 一番興味深かったのが、PART4の、各投資商品の利回りを見るとこ。 金融の勉強すると、実際に金融とは無縁に生きてる学生には、 コール取引とか、CD・CPとかインターバンク取引とか言われてもようわかんないんだけど、 金融の教科書なんかは当然のこととして、話を進めてくんで、 その間の溝を埋めるために、こういう本がいいんでないでしょうか。