四十三庵

蔀の雑記帳

ポール・クルーグマン「グローバル経済を動かす愚かな人々」(訳、三上義一)

○七月の暴落 もう七月かー。早いもんだ。 株価が下がりまくってます。 もう笑ってしまう。 今日、七月一日の日経平均終値が約9200円。 昨日9500円を割り込んで、こりゃすげーな、菅不況だななんて思いつつ、 さすがにそろそろ反発すんだろと思っていたら、ずるずる下げてるようだ。 やー、9000円割ったらすごいな。 ○で 相変わらずポルクルの一般向け経済本を読んでる。 原題"The Accidental Theorist -And Other Dispatches from the Dismal Science" 1999年の本で、結構古い本。 第一部は主に雇用について。 第二部は保守派(サプライサイド)攻撃。 第三部はグローバル化を過剰評価する人々への批判。 第四部は経済成長や物価安定についての話。 第五部は投機家の話。 第六部は政府の役割、民主主義、医療だの、「2096年から今を振り返る」だの。 第四部に日本の話がある。 ポルクルは、大体日本のデフレ対策にはインタゲ論を主張してるんだけど、 この本だと貨幣供給量を増やせっつってますね。 まあそれやったんですけどね。量的緩和政策つって。 この辺の変節っぷりはよく責められる。 ?転向と謝罪の学者 クルーグマンに翻弄された日本の経済論壇 ?転向と謝罪の学者 クルーグマンに翻弄された日本の経済論壇 むかーし、もっとクルーグマンの意見がコロコロ変わってることをわかりやすく指摘したブログを 見たんだけど、ちょっと見つかんない。 まあクルーグマンは別に日本経済学者じゃないんで、あんまあてにしない方が。 ノーベル賞とったのも、あくまで国際貿易論なんだから。 大学の、話きいてればわかるor教科書読めばわかるような講義の時に、 片手間に読むには最適な本。 適度に知的で、適度にポップ。