四十三庵

蔀の雑記帳

サローさん・・・・・・

今日の日経新聞の「世界を語る」というコーナーで、レスター・サロー教授の文章が載っていた。 要旨としては、 ○リーマンショック一連の経済危機について ・今回の経済危機はU字回復の形をとり、二三年は底を這うことになる。 ・政府は狂ったように紙幣を刷って、景気刺激策にいそしみ、需要創出をすべき。  ○中国・インドの経済成長について ・中国がいくら成長しても、100年くらいはアメリカのGDP1位の地位は揺るがない。  アメリカ中心の世界経済体制は続く。 ・そもそも中国やインドのGDP統計は、政府の干渉が考えられるので信頼できない。  アメリカみたいに統計局が独立している国でないとダメ。 ○日本について ・日本の景気対策のヘタさは表彰レベル。 ・輸出がいくら伸びてもダメ。内需を伸ばせ。 ・「失われた30年」は冗談ではない。現実問題としてありえることだ。  エジプト経済のように、4000年にわたって世界トップだったのに、  その後2000年は成長がとまっている例もある。 ・内需が伸びない原因は、イノベーションがないから。  appleipadは店に行列をつくるが、SONYの製品は行列ができない。  もっと人が楽しめるようなイノベーションをうむべきだ。 ・イノベーションを産むのは教育。  大学で教授の言うことを黙ってきく学生は役に立たない。  教授の言葉に疑問を呈し、教授の知らないことを発見する学生こそ必要。 ・日本企業はムダが多すぎる。  デパートに行くと、朝からお辞儀をしているなど、非生産的な経営が多い。  まあお辞儀は文化の違いかもしれない。  別に日米どちらの文化が優れているという話ではないが、  経済成長に関してはアメリカ文化が優れている。  アメリカは産業中心から知識中心にシフトしている。 サローさん、任天堂っていう企業を知らないのかな。 Wiiっていうヒット商品があってね。 それにSONYもPS2の発売日は店に行列ができたんだよ。 目先のヒット商品で、アメリカはイノベーションだらけで、 日本にはイノベーションがないような口調で語るのはちょっとどうなのか。 イノベーションを産む頭脳が必要っていうのは確かにそうなんだけど、 だからっつって、イノベーションが産まれれば内需が回復するかというと甚だ疑問。 僕は所得の増加が大切だと思うけど。 しかしサローさん、アメリカ大好きだね。