四十三庵

蔀の雑記帳

適切な賃金・価格設定は適切なインセンティブを実現できるか?

○発端
神宮と東京ドームでアルバイトしてるんだけど(神宮はこれからはもうやんない)、
神宮が時給850円、東京ドームが950円(研修中は900円だけど)となっている。
ところが、仕事内容は、個人的な主観になるが、神宮の方が大変で、厳しい。

経済学の理論だと、人がやりたくない仕事は高い賃金設定になるはずだが、現実にはそうでないことも多い。
理由は、賃金が需給関係で即座に調整されるのではなく、人がテキトーに設定しているからだ。


○不適切な賃金設定の例
まあよくある話なんだけどね。
たとえば最近は公務員叩きが横行してるけど、公務員も不適切な賃金設定の一例。
定時帰宅で、週休二日が守られて、給料は民間以上にもらってるっていうんだったら、そりゃあ不適切だ。

後、正社員より働いてるバイトとかね。
正規雇用非正規雇用の問題にも、不適切な賃金設定は絡んでくる。


○不適切な価格設定
賃金もテキトーに決まってるけど、商品の価格もまたテキトーに決まってる。
需給関係なんてあんまり反映されない。


○適切な賃金・価格設定は適切なインセンティブを実現できるか?
不適切な賃金・価格設定がインセンティブを歪めるのは明らかだ。
昇給がなくて時給で給料が出たら、手抜きでちんたら仕事するだろうし、
不適切な価格設定は売れるべきモノを売れなくするだろう。
普通、高い給料が欲しい奴がその分、大変な仕事をして、
大変な仕事をしたくない奴は安い給料に甘んじることになるのが資本主義というものだが、
現状では、「高賃金で楽な仕事」という抜け道がある。
そのため、競争のルールが守られず、インセンティブが歪んでしまう訳だ。

ではもし適切な賃金・価格設定が実現できれば、適切なインセンティブを実現できるのだろうか。
つまり、有能な人間がその力を遺憾なく発揮して、大変な仕事をこなして、
無能な奴が簡単な仕事を安い賃金でやるような社会が実現するのだろうか。
(「適切」って何よ?っていう話はなしね)

今日は疲れたのでこんなもんにする。