四十三庵

蔀の雑記帳

実質ゼロ金利 復活 物価安定まで継続

実質ゼロ金利 復活 物価安定まで継続


東京新聞
日銀は五日、金融政策決定会合を開き、政策金利無担保コール翌日物)を現行の年0・1%程度から年0〜0・1%程度に引き下げる追加の金融緩和策を全員一致で決め、即日実施した。二〇〇六年七月以来、約四年三カ月ぶりに事実上ゼロ金利政策を復活させた。長期国債など計五兆円の金融資産を買い入れる基金の創設を検討することも決定。景気の減速感が強まる中、日銀は一層の金融緩和に踏み切った
 
 ゼロ金利政策の継続期間について、日銀は「物価の安定が展望できる情勢になったと判断するまで」と明記。潤沢な資金供給を持続させる姿勢を見せ、デフレ脱却、景気下支えへの強い決意を示した。本年度の補正予算編成に着手した政府と歩調を合わせた形だ。
 白川方明総裁は決定会合後の記者会見で、今回の政策を自ら「包括緩和」と命名。その上で、「政策をパッケージで打ち出し、(金融緩和の)効果を最大限に引き出したい」と強調した。
 創設する基金の買い入れ対象は長期国債社債などで、規模は五兆円程度。すでに導入している資金供給策(新型オペ)の約三十兆円とあわせ、基金の規模は全体で三十五兆円程度とすることを検討。中長期の市場金利の低下を狙う。具体策は次回以降の決定会合で詰める。
 また、物価が安定したかどうかを判断する基準として、消費者物価指数が「前年比2%以下のプラスで、中心は1%程度」としている現在の目安を採用することも確認した。

 新たな金融資産の買い入れについて、白川総裁は「臨時、異例の措置」と説明。決定会合では、須田美矢子審議委員が基金による国債買い入れに反対した。
 景気の現状判断については、海外経済の減速や円高による企業心理の悪化を受け「改善の動きが弱まっている」に下方修正。白川総裁は「経済・物価の先行きが、想定していたより下振れしている」と指摘し、「日本経済が成長経路に復帰する時期も後ずれし、下振れ方向のリスクを意識した方がいいと判断している」と懸念を表明した。
 追加緩和は八月三十日の臨時会合で固定金利資金を供給する新型オペレーション(公開市場操作)の六カ月物を新設し、供給規模を三十兆円に引き上げて以来一カ月ぶり。
ゼロ金利政策> 金融機関同士が資金を融通し合う短期金融市場で、代表的な短期金利無担保コール翌日物金利を、日銀が0%程度に誘導する政策。銀行による企業への融資や、個人が住宅ローンを借りる場合の金利を低く抑える効果があり、景気を刺激するとされる。1999年2月、当時の速水優総裁の下で初めて実施された。

ゼロ金利政策が復活する。
金利操作っていうのは、日銀(中央銀行)のできる、金融政策の中でも、割とやりやすい政策である。
やりやすいって言うと語弊があるけど、貨幣増刷よりはやりやすいと思う。
ゼロ金利政策の何がマズイって、更なる景気後退が起こった場合、もう金利を下げられなくなることだ。
そんなマズイ政策を使わないといけない程、日本経済が冷え切ってるっていうことでもあるんだけど。