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四十三庵

蔀の雑記帳

まるます家

ライフ

○まるます家(レビュー
孤独のグルメ」のモデルとなった店を訪ねるのが密かな趣味となりつつある。
西武新宿線ユーザーだったため、埼京線とか湘南新宿ラインとかの事情がイマイチわからない。
「小金井」行きの電車があって、小金井ってどこだよと思いながら、語感からは何となく神奈川の雰囲気だが、
方向的に、まあ池袋は経由するだろうと信じて飛び乗る。どうやら栃木県の地名らしい。
よしこのまま宇都宮に行こう、と思ったが、すでに昼すぎで、このままだと何も出来ないということに気付き、断念。
かわりに、赤羽まで行って、ずっと気になってたまるます家に行こうと思った。


赤羽駅に着く。相変わらずムダに広い。
何も地図がなかったが、磨きぬかれた嗅覚だけで、改札を出て右に曲がり、東口から出る。
中学生だか高校生が、声をはりあげて障害者の学習支援の募金を募っている、小さなロータリーを、左へ。
すると商店街っぽい入り口が見えて、その入り口のアーチに「まるます家」の小さな広告が出ている。
赤羽は薄汚い街という意味では新宿によく似ているが、人が少ない分まだマシである。
地方都市みたいな雰囲気の商店街を少し入ると、「まるます家」にたどりついた。
入ると、めちゃくちゃ混んでいる。
これ座る席ないんじゃないかと思ったが、一つ空いていて、案内してもらう。
うな丼(750円)と、いくらのどぶ漬け(600円)を頼む。
注文とか会計とかをすべてカウンターのすぐ手前に居る姉ちゃんがきいて、
奥のオバサンに大声で伝達するシステムをとっているので、ちょっと異様な雰囲気がするが、
あれだけ客がわらわらいて、メニューがごちゃごちゃある割に、注文は正確に通っている。
うな丼は750円とは思えない美味さ(量はそんなにないけど)。
いくらも美味かった。
ちょっと笑いそうになったのが、うな丼に肝吸い(これも結構美味い)がついてくるんだけど、
それが静電気なのかなんなのか、狭いテーブルの上で勝手に動いた。
酒も頼もうかと迷ったけど、なんか注文する時に「お食事ですか?」ときかれてしまって、出鼻をくじかれた。
周りはホントにそろいもそろって中年オヤジばっかで、昼間っから平気で酒を飲んでた。