四十三庵

蔀の雑記帳

戸瀬信之「コア・テキスト経済数学」

第一章まで真面目に読んでたが、どう考えてもこの説明じゃわからない。
経済数学で、どこまで「数学」のエッセンスを取り入れるかは、
ホントに微妙な問題で、カチコチの数学者が経済学部生に説明する際は、
多少「手心」を加えないと、まあ勉強する気のないちゃらちゃらした連中は構わないにせよ、
真面目に取り組もうとしている学生までdiscourageさせてしまう。
著者の戸瀬信之氏は、「分数ができない大学生」を書いた一人だけれど、教える方も教える方である。
もちろん本人の数学的教養は折り紙つきなんだと思うけれど、この説明で理解しろという方が無茶である。


内容的には、テイラーの定理をはじめ、「普通の経済数学の教科書には載ってない」高度な内容が書いてある分、
この説明のわかりづらさは痛い。