四十三庵

蔀の雑記帳

mixiは良質な出会い系サイトか?

○「旧四十三庵」からのサルベージ
昔書いてた記事は、色々後から読んでみると恥ずかしい部分が多くて、
「旧四十三庵」では、あんまり恥ずかしいものは非公開にしてる。
そのなかで、mixiの出会い系サイトとしての優良性を示唆した、なかなかいい記事があったので、サルベージ。
「この表現はこういう意図で書いたんだけど、わかりづらい文章になってんなー」ってとこは修正。
元々はmixiだけについて書いてた文なんですが、GREEも似たような使われ方をしているので最後にちょろっと追加。


○導入
よく、ジジババどもが出会い系サイトがらみの事件に接して、
やかましいネット批判を繰り広げることがあります。
けれど、実際出会い系サイトなんてサクラとしか出会えん、という嘆きもよくききます。


で、僕は全然興味がないので、出会い系サイトを検索したことなんてなかったのですが、*1
ためしにgoogleさんで検索してみたら、
「出会い系攻略」「出会い系鑑定団」みたいなサイトがいくらかあって、
なんだかいかにもまともに機能している出会い系サイトがあるような風です。
実際どうなのかは疑わしいですが。特に「わりきった性行為目的の」出会い系サイト。
個人的に笑えるのが、「ミセスファインダー」


(以下、「出会いサイト鑑定団」の「ミセスファインダー」の紹介文より)

スーパーにいる主婦というよりもデパートでお買い物をしている奥さんと体の関係前提で出会えるサイト。地域検索が市区郡単位でできるところがすごいです。写メ見放題なので容姿にこだわりがある方でも大丈夫。登録はPCフリーメールがあれば簡単に行えます。

なんだ、デパートでお買い物をしている奥さんって。
サイト内も見てみると結構笑えます。
平均年齢高めで、30〜40代の女が多くて、その辺はちょっと現実的。


○個人的見解
そもそも、出会い系サイトを利用する人間というのは、二つに大別できます。

  1. 実生活で出会う異性と付き合えるが、それ以外の異性と出会いたい人間
  2. 実生活で出会う異性とは付き合えないから、それ以外の異性と出会いたい人間


1はつまり、そこそこもてるんだけど、何らかの理由で、
たとえば周りにいる異性が気に入らないとか、もっと多くの異性と付き合いたいとか、
そんな訳で、出会い系サイトを利用する奴です。
平たくいえば「もてる男/女が、更にもてようとしている」ということです。
あんまりいないと思いますけど、いないことはないでしょう。


2は平たくいえば、小谷野敦さんみたいな奴のことです。
周りにいる異性にもてないから、出会い系でなんとかしよう、という奴です。
1の奴よりは多いんじゃないでしょうか。
容姿、性格に問題がある場合が多いかもしれません。
もてない男/女が、何とかもてようとしている」ということです。


サクラが全くいないと仮定してみます。
すると、1の人間と、2の人間の割合は、2:8、あるいは1:9くらいになるでしょうか。
そうなると、1の人間が出会い系で得をすることって、あまりありません。
となれば、ますます1の人間の割合は減ってゆき、
2の人間が圧倒的に大多数を占める。


もし、2の人間の中の男女比が1:1ならば、これほど理想的な出会い系もないのですが、
世の中そうは上手くいきません。


出会い系でなぜ女のサクラはいるけれど、男のサクラはいないのか、というと、
色んな要因があるんでしょうが、基本的には規範意識の問題じゃないでしょうか。
現代の日本の制度だと、恋愛や結婚は個人の自由だと勘違いされているので、
規範なんてはたらいていないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
世の中で、恋愛や性行為や結婚ほど、規範意識がはたらくものはありません。
別に、女がデートの計画を立てて、行くホテルまで決めてしまって、
愛車で男を迎えに行って、海辺をドライブして、女が決めたレストランで食事して、
「いいよ私が払うから」と彼氏には財布を出させず、その後ベットイン、というカップルがいても、
倫理上はまったく問題ないんですけど、現実的にはありえません。
それは紛れもなく、規範意識がはたらいているからです。
告白についても、男から女へするものだ、という根強い規範が存在します。
男が女漁りをするのと、女が男漁りをするのとは、全然違うことなのです。
男女平等などと叫ばれる世の中においても、変わりません。
「女が男漁りをするのは悪い」という規範の方が、
「男が女漁りをするのは悪い」という規範より、圧倒的に強いのです。


更に、生理的な要因として、
男は初対面の女の子でも容易に性的に興奮しますが、
女の場合、仲良くない男に対してだと、あまり性的に興奮できないようです。
性的興奮だけでなく、愛情に関しても同じ傾向があるようで、
数回会っただけの男から好きだといわれたりするのは、女の立場からすると、理解しがたいようです。
もちろん、男/女の中でも、個人差はあるでしょうから、あくまで傾向として、の話です。


そんな、規範意識と、生理的な要因から、出会い系サイトでは、
多くのサクラを起用して、「もてない男」相手をカモにする運営をしている訳です。
ま、別に僕はそれがいいとか悪いとかいうつもりはないです。


mixiは良質な出会い系サイトか
僕は友達が皆無なので、mixiに入れないので、詳しいことは知らないのですが、*2
どうも日記を友達に読んでもらうサイトのようです。*3
高校や大学になると、周囲でmiximixiがと言っている連中がいるので、
mixi人口はかなり多いのかもしれません。


若い女性が多く見ているサイトは?--ビデオリサーチ調査


このサイトを元にすると、mixi人口は433万人。
その中の27.7%が若い女(20〜34歳)だそうです。
約400万人中の約25%なので、大体100万人くらいがmixiを利用している計算になります。
なるほど、膨大な規模です。


mixiでナンパ成功したとか、mixiでナンパしてくる奴うざいとか、
そういう話をいくつかきいたことがあります。
基本的にmixiの目的というのは、「お友達をつくること」「お友達との仲を深めること」のようなので、
出会い系サイトとしての機能は立派に果たすと思われます。


特に女の子は馬鹿なので、相手の日記を読んでいるうちに親近感が湧いてきて、
前述の生理的要因が解消されて、
mixiで仲良くなって、実際会って、付き合いだすという流れは、往々にしてあるそうです。


○出会い系サイトの最大の弱点
出会い系サイトの最大の弱点は、
「仲良くなるための用意がない」
ことです。
たとえば、現実で我々が異性と交際に至る場合、

出会う→仲良くなる→告白→交際

という経路をたどる訳です。
出会い系サイトでは、なんとかその「出会う」機会を提供することを建前としています。
現実としてサクラ相手にもてあそばれるだけかもしれないのは置いておきます。


ところが、前述のとおり、出会い系サイトの利用者は、
2の人間、つまり社交能力に乏しい連中なので、
そいつらにとって問題なのは、いかに「出会う」かよりも、いかに「仲良くなる」か、な訳です。


いくらそいつらがもてないっつったって、外を歩いていれば異性と出会うだろうし、
学校や職場で、全く異性との接触がないというのも、可能性としてはあるけれど、
かなり珍しい場合なのだから、案外、「出会い」自体はある訳です。
まともな生活をしていれば。
けれど、「仲良くなる」ことができない。


むしろ出会い系サイトは、本当に良心的であるなら、
どうやって「仲良くなる」か、まで考えなければなりません。
もちろん、世間は出会い系サイトごときに、そこまで求めていないでしょうが。


○その点mixiGREEは素晴らしい!
その点、mixiGREEはすぐ女の子と仲良くなれます。
greeなんてゲームやりながら、仲良くなれる訳ですから、オタクにももってこいですね。
もはや出会い系サイトを超えた出会い系サイト、SNS。(Social Network Service;mixifacebookのような、
「お友達づくり」を主眼としたサイトのこと)
あなたも今すぐはじめましょう。無料です。


○結論
そういうわけで、mixiGREEも)は通常の出会い系サイトよりも、
むしろ良質な出会い系サイトであるといえます。

*1:あくまで2009年6月時点での話。

*2:これも当時。今では紹介制はなくなり、割と自由にアカウントがつくれるようになりました。一度デタラメなアカウントつくって、同級生を検索してみると知ってるやつがわんさか出てきました。

*3:実際問題日記を几帳面に書くアホは少数派。ただマイミクを増やして、現実のお友達を増やすのが主目的。