四十三庵

蔀の雑記帳

2010GDP速報

GDP1.1%減、5四半期ぶりマイナス 10〜12月実質

GDP1.1%減、5四半期ぶりマイナス 10〜12月実質
年間で「日中逆転」
2011/2/14 9:40
印刷
 内閣府が14日朝発表した2010年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除いた実質で前期比0.3%減、年率1.1%減となり、5四半期ぶりのマイナス成長だった。7〜9月期の個人消費が政策変更の特殊要因で大幅増となった反動が大きい。設備投資の回復は継続。日経QUICKニュース社が10日にまとめた民間予測の平均(年率2.2%減)を上回った。

 同時に発表した2010年年間のGDP成長率は実質が3.9%増、名目1.8%増で、ともに3年ぶりのプラスになった。ただ、ドル換算の名目GDPは5兆4742億ドルで、高成長が続く中国の5兆8786億ドルを下回り、米国に次ぐ世界2位の座を中国に明け渡した。

 10〜12月期の実質成長率への影響度合いを内需と外需に分けると、内需が0.2ポイント成長率を押し下げた。内需寄与度のマイナスも5四半期ぶり。

 このうち個人消費は前期比0.7%減。エコカー補助金の終了やたばこ増税を前にした一時的な消費の増加が7〜9月期にあった影響が大きく、内閣府は「自動車やたばこの駆け込みの反動が大きく効いた」と分析している。薄型テレビなどの家電販売は好調で、耐久財消費は自動車の減少を補う形で3.1%増えた。

 民間の設備投資は0.9%増。一般産業機械やソフトウエア分野で回復の動きがみられた。住宅投資は政策効果もあって3.0%増。予算の削減の影響で公共投資は5.8%減った。

 輸出は0.7%減と7四半期ぶりのマイナス。欧州向けが低迷、品目別では自動車や船舶などが減った。一方、輸入も0.1%減ったことから、輸出から輸入を差し引いた外需の成長率への寄与度はマイナス0.1ポイントだった。

 生活実感に近い名目GDPは前期比0.6%減、年率は2.5%減で、「名実逆転」は3四半期連続。物価の動きを示すGDPデフレーターは前期比マイナス0.4%で緩やかなデフレが依然として継続していることを示した。一方、働く人の手取り総額を示す名目雇用者報酬は前年同期比0.7%増と3四半期連続で増加した。〔日経QUICKニュース〕

●プラス
・2010年年間のGDP成長率は実質が3.9%増、名目1.8%増
・民間の設備投資は0.9%増。
・一方、働く人の手取り総額を示す名目雇用者報酬は前年同期比0.7%増と3四半期連続で増加した。
●マイナス
・このうち個人消費は前期比0.7%減。
・輸出は0.7%減


最近日本経済(というか先進国経済)は、単に定常状態に落ち着きはじめてるんじゃないかという仮説を考え始めた。
だとすると自由化だの、規制緩和だの、雇用の流動化だのは、
成長のとまった大人の身長を伸ばそうとするようなもので、全く意味がないことになる。