四十三庵

蔀の雑記帳

わかりやすいユーロドルの必要証拠金の計算


画像元
ユーロ・ドルというのを扱ってるFX業者はかなり多いと思う.
世界で一番扱われている通貨だ。
日本だと、必要証拠金・損益の計算方法はめんどくさい。
円ドルレートとユーロドルレートの二つを考えなきゃいけないからだ。


●必要証拠金計算
ユーロ・ドルを一本を買うということは、最終的にユーロを10000ユーロ持つことになる。
(1000ユーロの場合もあるかもしれないけど)

円→ドル→ユーロ
(1)ドル/円レート 80.14(円/ドル)
(2)ユーロ/ドルレート 1.4278(ドル/ユーロ)

必要証拠金がY円だったとしよう。
それをXドルに替えて、それを10000ユーロにする。

Y円→(1)→Xドル→(2)→10000ユーロ

中学校の数学みたいだなと思ったあなた、まさに中学校の数学そのものです。
xだのyだの何の役に立つんだと思っただろうけど、こういう風に役に立つ訳だ。
ただ注意せんとあかんのは、為替レートというのは、
ドル/円レートと書いてあっても、物理単位でいうと円/ドルレートと表記すべきだ、ということ。
この人を参照
つまり、我々が何か単位のついたもんを計算してる時っつーのは、
その数字だけじゃなくて、単位も計算してる訳ね。
平行四辺形の計算で、縦m×横m=面積m^2ってなったのは、実はちゃんと意味があったそうです。
僕もこの記事書こうと思ってしこしこ手計算してたら単位おかしなことになったんで、
大いに混乱したんだけど、そういうことらしい。


一気に円からユーロを考えるとややこしいので、二つのステップをわけて考えよう。
・円→ドル
Y(円)=X(ドル)×80.14(円/ドル)
これでXドル買うためには、80.14X円必要だとわかった。
次にXドルってじゃあいくらだというのを考えよう。
・ドル→ユーロ
X(ドル)=10000(ユーロ)×1.4278(ドル/ユーロ)=14278ドル
という訳で、10000ユーロ買うために14278ドル要るというのがわかった。
必要な必要保証金を求めるために、Y=80.14XのXに14278をぶちこもう。
Y(円)=80.14(円/ドル)×14278(ドル)≒1144238(円)
ざっと114万か。
レバレッジ50倍かけるとすると、これを50で割るので、
1単位買うのに22884円くらい必要ということになる。


単位をしつこく強調してきたのは、最後に楽をするためで、
以上の計算は、一つの式にまとめられる。
丁寧に考えるためにわざわざXドルを置いたけれど、実は計算上は置く必要は全くない。
上の二つの式をまとめてしまうと、

Y(円)=10000(ユーロ)×1.4278(ドル/ユーロ)×80.14(円/ドル)

と、これだけで計算ができてしまう。
ポイントは二つの為替レートを掛けあわせてる時に、
単位のドルが相殺されてるんで、計算せんでも正しい答えが出るよってこと。
ただこれはドルの変動が消えてるという話では全くないですよ。


もちろん実際FXやるんなら、証券会社の提供してるプログラムが勝手に計算してくれるんで、
イチイチ計算する必要は全くない。


●損益計算

さっき僕が一枚買ったら、0.001動くだけで80円の変動でした。
直近の一番動いた日だと、0.35以上下がってる。
円と他通貨だと普通0.01の動きで100円動く。
まあ損益計算はこの絵を見てくれればいいか。