四十三庵

蔀の雑記帳

映画「12人の怒れる男」

面白かった。
ロシア語で独特の言い回しなんかがあって、そこも面白い。
すぐ罵倒しはじめるトコとか、
「モスクワの男なら殴られても、父親を罵って家出してそれで終わりだ!」って台詞とか。
(いやロシア語はわからんけども)
ホントはアメリカ映画だったもんをロシア人がリメイクしたらしい。


チェチェン出身の青年を12人の陪審員が有罪・無罪を決める話で、
最初は「めんどくせーしさっさと有罪で終わりにしようぜ〜」という雰囲気だったのが、
一人の反対意見のせいで話し合うことになって、それが段々続いていくというストーリー。
ストーリーや台詞の随所にロシアの腐敗した国家だとか、インフラ整備の遅れ、
麻薬の蔓延などなどが盛り込まれている。
特に台詞がいい。
たとえば「奇跡は起こるんだ」ということを言いたいがために、
ユダヤ人の陪審員が突然親父と恋人のエピソードを長々語り出す。
この調子でどいつもこいつもまあ重いエピソードを隙あらばぶちこんでくる。
最後無罪になってめでたしめでたしかと思いきや……