四十三庵

蔀の雑記帳

本日ギリシャ中期財政法案採決

28日の為替市場は、ギリシャ懸念の後退がリスク回避ポジションの巻き戻しをさらに推し進めた。特に一部報道から、「関係筋の話として、ドイツの銀行はギリシャ債務危機に対するフランスの提案に原則合意」とのニュースが伝わったことがユーロを押し上げた。さらにギリシャ救済資金の確保のために一部中銀が金売り・ユーロ買いの動きを見せていたとの観測も、この動きをサポート。これを受け、ユーロドルは1.4398ドルまで上昇した。他のドルストレートも軒並み対ドルで上昇。ドル円は、リスク回避の巻き戻しで3%台を回復した米10年債利回りやクロス円の上昇を受けて、6月2日以来の高値81.27円まで上昇した。
 本日はリスク回避の巻き戻しの流れが継続する見込み。ただ、日本時間の20時に控えるギリシャ中期財政戦略および関連法案の採決を前に、積極的なリスクテイクには至らないだろう。ドル円およびクロス円については、とりわけ手当てが遅れているユーロ円を中心に売りが持ち込まれる可能性も高い。いずれにしても東京タイムは身動きが取りづらい状況が続くだろう。基本的には採決を前に流れてくるギリシャ関連のヘッドラインに警戒が必要な状況には変わりがない。