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四十三庵

蔀の雑記帳

久保広正他「現代ヨーロッパ経済論」

世界経済シリーズ3冊目。
違うんだよな。
若干僕の知りたいと思っている情報からズレてるんだよな。
「中国経済論」もそうだったけど、制度的な枠組みをまとめてくれてるのはうれしいけど、それが若干ズレてる。
僕の知りたいのは中国経済やヨーロッパ経済が崩壊するとしたら、
その要因は何か、またいつ頃になるか、それについての示唆が欲しいんであって……


ハンガリーラトビア
リーマンショックで、ハンガリーラトビアに経済危機が起こってたというのは初耳だった。


●ヨーロッパの経済社会モデル
ヨーロッパと一言で言ってもその多様性はなかなかのものである。
以下の四つで分類できるらしい。
公平性高・効率性高 北欧型(スウェーデンデンマークノルウェー
公平性低・効率性高 アングロ・サクソン型(イギリス、アイルランド
公平性高・効率性低 大陸型(ドイツ、フランス)
公平性低・効率性低 地中海型(ポルトガル、スペイン、ギリシャ、イタリア)


●ヨーロッパの「今」
相変わらず雇用不安は続いているらしい。
インフレは昔に比べるとおさまったようである。
少子高齢化は日本と比べると緩やかだが、それでも相当進んでいる。
年金給付年齢を引き上げる国がぽつぽつ出ていて、
老人が富を食いつぶして若者が貧困に陥る構図は日本と変わらない。
WWⅡ以降、左翼的思想が力を持っていたけれど、
長きに渡る政治経済停滞などの影響で、右翼勢力が台頭していている。
悪名高き農作物への関税は撤廃して、戸別補償の方針に切り替えたようだ。
民主党はこれをパクる予定だったんだけど、今どうなってるんだろう?
戸別補償はじめる前に首相が終わってしまいそうですが、どうなるんですかね?_?