四十三庵

蔀の雑記帳

僕が好きだったインターネット

ノスタルジーに浸る記事です。

その昔、わーるどわいどうぇぶは今よりもずっと情報量が少ないところでした。
wikipediaは今よりずっと使いものになりませんでした。
僕が小学生や中学生だった頃。
2002年から2006年くらいの話です。
そんなに昔ではないですね。
ちょうどADSL光回線などのブロードバンド回線が開通になりました。
といっても僕のような駅から遠い家に住んでる層は、さほどの速度は出ませんでした。
しかし速度以上に大きかったのが、料金が定額制になったことでした。

それまでインターネットは使った分だけ料金がかかるシステムで、
今のように何時間もPCにはりついてネットしてるとそれこそ家が傾きかねない額の通信料がかかりました。

定額制になって、いくらネットにはりついていても、金銭的にはOKになりました。
(お金じゃない大切なものを失うんですが)
現実で居場所のない人々はネット上で様々な活動を行うようになりました。
最初の方がブログサービスも普及してなくて、ホームページをつくるというのは、それなりに技術の要る行為でした。
僕もHTML弄ってクソみたいなHPつくっては消していたのを二回くらい繰り返しました。

やがて現実で居場所のないネット民は、そのありあまり時間を、ネット上の情報発信に費やすようになりました。
するとあんなに情報量が少なかったインターネットに、Googleを駆使しても探しきれないほどの、
膨大な情報量があふれるようになりました。

そんな頃、「テキストサイト」と呼ばれるスタイルのサイトが、全盛期になりました。
侍魂」とか「僕の見た秩序。」とか。
(※いや今もやってますが)
こういうサイトは大人気でした。
アクセス数も半端じゃない数字叩き出してました。

でも僕が好きだったのは、こういう所よりも、
Simple -憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向な日々-
「いんちき」心理学研究所
みたいな、「世の中の常識を覆す」的な論調のサイト。

当時中学生だったので、今考えると内容はあんまり理解できてなかったなあと読み返すと思いますけど、
それでも中学生の僕でも、論旨が明確なのである程度わかったし、毎日読んでたのを覚えています。
simpleの人はほんとに自殺したんじゃないかと僕は思いつつあるんですが、どうしてるんでしょうか。
ほんとに突然更新がとまったんで、何かあった可能性は高いんですけど。

それから六年くらいたって、今僕がこうしてブログかたかた書いてる訳なんですが、
コンテンツを消費する側から生産する側になりましたが、
やっぱり僕も「僕が好きだったサイト」みたいなコンテンツを、
まったく意識はしてないんですが、同じようなものを再生産しています。