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四十三庵

蔀の雑記帳

Gacktの人生論が妙に説得力あったので文字に起こしてみた

音楽

ゴールデンボンバー 鬼龍院翔オールナイトニッポン」というのが深夜にやってて、
深夜に起きてるのは辛いんで、ニコ動にアップされたのを暇な時に見るんだけど、
2011.11.30放送分を見ていたら、ゲストがGacktだった。
D
Gackt登場は45:30〜)

最初結構酔ってきいてたせいか、不覚にもGacktの人生論で半泣きになってしまうという事態*1になったが、
素面できいてみても結構いい話だったので、要所要所を文字に起こしておこうと思う。
なお厳密に一言一句正確に写してる訳ではなくて、細部の表現は違うので、
是非上の動画で直接きいてみると人生のアレになるかもしれない。

  • 参考画像

鬼龍院翔ゴールデンボンバー

Gackt

  • 「縁」について

Ga「なんか……最近はよく翔と会うから、不思議な縁を感じるな」
キリ「そうですね。ホント、生きてるとなんでもあるんだなと。何があるかわからないなと、思います」
Ga「うーん。いやでもなんか、縁なんだよ」
キリ「縁?」
Ga「やっぱさ、そういう縁って大切だよ。お前がラジオで送ってきたのも縁だし、こうやってまた再開したのも縁だし
*2
でも、縁っていうのは自分の行動力と比例して、起きるものだと思うから、
行動力のない人間に縁は存在しない。そう思ってる」

  • 成功について

Gacktが昔「頭で思い描いていたものは成功する可能性があるものだ」と言ってたので、
最初は大きい舞台を考えて活動していたけれど、段々「今インパクト残せればいいや」という投げやりな考えで活動していたら、
ゴールデンボンバーというバンドが売れてきた。大きな舞台を思い描いてないのになぜ成功したのか)
Ga「でもさ、思い描いてないのにっていうかさ、その思い描いてたことがなければさあ、行動はなかったろ?」
キリ「そうですねえ……」
Ga[最初に自分達が大きい舞台でやってる絵が見えたから、そこに向かって動き始めた訳で。
そこにめがけて動き始めて、でも「今」自分達に何が必要なのかってことを、
今度はその先だけを見るんじゃなくて、そこから逆算した自分の今の立場があって、
自分の立場から必要なことを見た時に、破天荒なことをやろうと思っただけの話だろ?」
キリ「そういう流れなんですかね。自分としてはもう未来なんかどうでもいいや、っていう感じでやってたんですけど」
Ga「それは、お前に未来を叶えるためのツールが揃ってなかったっていうだけの話だろ。
お前に足らなかったのは行動力だったっていう。それと、覚悟じゃないの?
よく若い子たちに結構いるけど、なんていうかな、常に負けることや下がることを考えて行動してる子たちいるけど、
常に下がること考えてたら、下がり癖ついちゃうよ。負け癖つくし。
これ自分は絶対勝てるだろうっていうことをやってしまうと、かえってその覚悟の足らなさから
中途半端なミスが生まれたりとか。
でもしっかり覚悟ができてると、すごい興奮した状態からすごく冷静になって、周りが見えるようになって、
なんていうかな、がむしゃらにやるっていうことは、最初の、エンジンが動き出す一瞬、一歩のところだと思うんだよ。
でも動き出してからずっとその気持ちが持続すると、ハンドルの操作誤ったりするじゃない。
アクセルを踏み出してから冷静さを取り戻すと、あ、このスピードでも走れるんだ。
あ、このスピードでも周りに景色って視えるんだ。なんで俺今までアクセル踏まなかったんだろう、いや、踏めなかったんだろう、
って思うわけさ。アクセルを今まで踏めなかった感覚に気づくっていうか、
もっと前に進んでみようと思う訳で、それが自分の可能性に気づくってことじゃないのかな」
キリ「あ〜。はじめて原付に乗った時のことを思い出しました」
Ga(笑)

  • 大舞台に立つときの心構え

ゴールデンボンバー日本武道館でライブするときの心構えをきかれて、
自分の今やっているYELLOW FRIED CHICKENzの大舞台に立ったことがないメンバーに対して言った言葉を紹介するGackt

Ga「ライブが終わってから、『今日のライブ何見てやってた?』ってきいたんだよ。
『ともかくこの会場の一番後ろにいる人に届くように』みたいなことを言ったんだよ。
それじゃ届かんよ。
Zeppとかでもそうなんだけどさ、3000人のいちばんうしろの人に届かせようと思っても、それは相手見えないよ届かないよ。
仮に一万人二万人の会場でやってるとしてさ、Zeppの一番後ろの観客って、それはアリーナの真ん中だよ。
その感覚だから届くようになる。
だから、幕張のときも、7000、8000人のときも、10万人のスタジアムだと思ってやってみなよ、って。
Maxがそこだとさ、届かなくなっちゃうよね」
キリ「はあ……もっと大きく……包みこむような感じで……」
(※キリショーはやる気がない訳ではありません。Gacktの威圧感の前に萎縮してるだけです)
Ga「わかりやすく言うとさ、インターハイ優勝目指してる奴がオリンピック優勝できるか?
キリ「できないですね」
Ga「でも、オリンピック優勝できる奴って、インターハイでも優勝できるだろ?」
キリ「そうですね。むしろ優勝できないとダメですね」
Ga「そこは通るだろ? 当たり前に。っていうことなんだよ」
(中略)
Ga「それって、肉体じゃなくて、精神の問題だろ? 精神は空間とか肉体を凌駕できるものだと僕は思ってるし、
じゃなければ、僕は埼玉スーパーアリーナとかでも画面を使わずにやってるんだけど、人、来ないだろ?」
キリ「そうですね」
Ga「『見えない!』ってだけになっちゃうだろ。皆繋がれるから来る訳で。サービスモニターなくっても。っていうことなんじゃないの」

  • 大人になること

Ga「大人になることって、若い子にとって、あんまり輝かしくないようなことだと思ってる子たちいっぱいいると思うけど」
キリ「いっぱいいますね」
Ga「『大人になりたくない』みたいな。それはなんでかっていうと、自由がなくなると思ってる子たちがいっぱいいるんだよね。
もしくは余計なものいっぱい背負わなきゃいけないと思ってる。
けどさ、僕から言わせれば、大人になるって、結構いいぜって。
それはなぜかっていうと、今まで手にしてた自由っていうのはほんとにちっぽけなもので、
背負ってた責任っていうのも小さくて、見えないか、見えないふりをしていた。
けど大人になって、大きくなる責任に耐えられなかったり、鬱陶しかったりする。
で、背負うことに慣れてないからさあ、その責任を背負わなければならないことが、
自由を奪われていると思ってるんだけど、責任と自由っていうのはペアで、責任を背負う覚悟さえあれば、ずっと自由でいれる。
子供のまま大人でいれるっていうか、子供の感覚のまま大人になれる。
僕がよく言う、『くだらない大人』っていうのは、責任を背負うことを放棄して、自由さえ手にしようとしない。
ホントにつまらない人生だな、ってよく思う。
子供の頃が楽しいのは、自分の手の中に自由を感じれるからじゃない?
その感覚を保ちたいなら、責任背負う覚悟持ってみろよって。
そしたらもっともっと大きい自由を手に入れられる。
そしたら子供の頃に感じてたことよりもはるかに素晴らしいことにたくさん出会える。
『すごいな!人生って!』って思うことっていっぱいあるんだよ。
それが大人になるってことなんじゃない?」
(中略)
Ga「年をとるって、結構いいもんだぞ。僕もうすぐ……幾つだっけ?」
(スタッフ 38歳です)

  • 加齢と淘汰

Ga「もうすぐ40じゃん?
十年くらい前は、年を重ねるとどんどん色んなことができなくなってくのかなあって思ってたんだよ。
体力もなくなるのかなあって。
色んな分野の達人とであったけど、年をとっても、衰えるんじゃないんだなあって。
若いってだけで手にしてた自由ってある訳じゃない。
ところが年を重ねていくと、それにともなう努力が必要になってきて、それも一つの責任な訳。
行動とか、練習とか、鍛錬とか、色んなものがあるんだけど。
それを一つの責任として背負っていくと、全然衰えないし、むしろパワーアップしてくんだよ。
こういうことばっかなんだよ。パワーアップしてく。更に応用力と経験がつく。
更に、自分みたいにパワーアップする人間ばっかりじゃなくて、落ちていく奴もすごい多いから、敵がどんどんいなくなっていく。
『なんだよ。勝ち放題じゃないか』
『年取るって結構いいじゃないか』
って思う訳よ。淘汰してくっていうのかな。

  • 加齢と女性

Ga「よく若い女の子の方が男は好きだっていうけど、まあたとえば二十歳の女の子と、三十の女の子。
普通にはさ、よく若い方がいいんでしょっていう風に言われるんだけど、これにはトリックがあって、
若いほうが色んなパワーを持ってる。
でも三十になるまでに、努力をしてない大多数の人が落ちてく訳よ。
努力をし続けて、その美しさを保ち続けてる三十の女の子っていうのは、はるかに希少価値の高い存在だよね。
遥かに淘汰された存在。
その上でまた四十歳で更に希少価値が高い女性っていうのは、宝石で言うとルビーとかサファイアだよね。
更に五十歳でそれをキープしてる人っていうのは、もう完全にダイアだよね」
キリ「ほー」
(※やる気がない訳じゃなくてきくことに集中しているだけです)
Ga「でもそれって、やるべき努力をやってこなかったっていうことで、
若い頃はなんとかなってたものが、誤魔化せなくなってきたっていうことなんだよ。
具体的に言うとさ、訳のわかんない下っ腹が出てきたとかさ、
意味のわかんない肉が顎の下についてるとか、なんだその二の腕はっていうのとかさ。
いつの間についたんだっていうことになるんだけど、でもホントはそうじゃなくて、
実際は学校の中で体育とか部活とかで運動してた努力があったことが、二十代のある期間は、
何とかなると思ってただけなんだよ」
(中略)
Ga「社会人になって、食べても太らないと思ってたのは、実は十代がんばってたときの余力で、
今度二十代で何もしなかった子は、それが三十代に出るっていう、それだけのことなんだよ。気づいてない子多いよ」
キリ「お〜。今、女性リスナーは眠気さめたでしょうねこれ」
Ga(笑)

後もう一つ、終盤で「自分が子供の頃体弱くて三十までしか生きられないだろうって言われてた」とか、
その辺の話も結構好きなんだけど、そこは動画で聴いてくださいということで今日は終わり。

*1:感動した

*2:※キリショーは昔Gacktのラジオのリスナーでした