四十三庵

蔀の雑記帳

再スタート可能な日本社会(ただし大企業に限る)

オリンパス問題を知らない人は
オリンパスで何が起こってるのか、まとめ(日本の経営の旧態依然っぷりの露呈)
を参照。

日本は「一度レールから外れると二度と這い上がれない社会だ」という批判を度々耳にします。
しかしそんなことはありません。
日本は一度レールから外れても、復活できる、再スタート可能社会になったのです。
そう。
オリンパス、上場維持。

オリンパスに「執行猶予」、上場維持でも3年監視
東証企業統治の改善迫る

 東京証券取引所自主規制法人は20日に開いた臨時理事会で、オリンパスの上場維持を決めた。調査の結果、決算を訂正しても上場廃止基準には触れておらず、本業の利益は偽っていなかったと認定。「投資家の判断を著しくゆがめたとはいえない」と結論づけた。ただ、企業統治に問題があるとして執行猶予にあたる「特設注意市場銘柄」に指定。内部管理体制の整備や法令順守の徹底など、不正再発を防ぐための経営改革を3年以内に具体化するよう求めていく。
 記者会見した自主規制法人の美濃口真琴常任理事は、処分の内容やタイミングについて、「規則に基づき粛々と審査した結果」と述べ、外部の影響を排除した独自判断であることを強調した。
 審査の焦点となったのは、(1)訂正結果が上場廃止基準に抵触するか(2)赤字を黒字に見せかけていたか(3)虚偽の決算書を使って資金調達をしたか(4)虚偽が主要事業の売上高や営業利益に及んでいたか(5)不正が組織ぐるみだったか――の5点。
 東証が上場維持を決めたのは、訂正結果が上場廃止基準に抵触したり、赤字を黒字に見せかけたりした時期がなかったことが大きい。自己資本比率は下がるが、売上高や営業利益への影響が小さかったことも考慮した。
 過去には例えば、訂正後の業績が9期連続の債務超過となった旧カネボウや、上位株主の持ち株比率が廃止基準を超えていた西武鉄道上場廃止になった。旧ライブドアは粉飾額は約50億円と1200億円超のオリンパスより小さかったものの、経常赤字を経常黒字に見せかけていた。

 東証は元経営陣らへの聞き取りから、こうした事実はなかったと認定。粉飾は巨額だったが、オリンパス事業規模が大きいため、「投資家に利益水準や業績の傾向を大きく見誤らせたとまではいえない」とした。
 不正が組織ぐるみだったかという点については、「組織としての関与が認められる」とした一方で、「一部の関係者のみによってなされた」と指摘。不正会計を問われた旧日興コーディアルグループが最終的には上場維持と判断されたケースなどと比較し、上場廃止に当たるとまではいえないと結論づけた。
 今回、東証は「不正の悪質性」など主観的な判断を抑え、明文化されたルールや過去の判断例など客観基準を重視した。とはいえ、こうした方針自体が市場で共有されているとはいえず、東証の裁量に対する不透明感はぬぐえない。今回の判断をきっかけに、罰則や判断基準への見直し圧力は強まりそうだ。


この基準見るとうーんなるほどと思ってしまいそうですが、よく考えてください。
こういうのを「後付け」っていうんです。
しかもこの東証の理屈では、
今後企業は本業以外で出した損失は、
赤字にならない範囲であれば、たとえ上場企業でも隠していい
と。
資産運用に失敗した企業の皆さんに、朗報ですね!
どんどん隠して、どんどん「飛ばし」ましょう!
上場廃止にはなりません!
再スタート可能な日本社会、最高や!