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四十三庵

蔀の雑記帳

孤独・承認欲求・自己評価

論考 就活
  • 就活に失敗して自殺した大学生が1000人を超えたそうだ。

 僕も一歩間違えるとそうなるのだろうから、気持ちはよく理解できる気がする。

  • 人はなんらかの願望を叶えるために生きているのかと思っていた。

 願望の相違が人の進路の違いになると考えていた。
 しかしその願望のなかに承認欲求が含まれている。
 人に好かれ、認められたいという欲求は、自分一人では達成不可能である。
 他人の心を動かす必要がある。
 友人や恋人が必要なのも、いい大学に入り、いい企業に入るのも、そのための方策という側面がある。

  • ステータスを心の底から求める欲が原動力になって突き動かされる人間もままいる。
  • 承認欲求というのはネット上では完全なるバズワードと化しているが、意味するところは重要で、

 現代の不可解な行動をこの言葉で説明できる場面が多々ある。

  • 就活生が1000人死んだのは、社会から否定されたと感じて、自己評価が砕かれたからである。

 そういうとき人間は孤独に陥る。
 それが致死量を超えたときに自殺に至る。

  • 承認欲を満たすものは必ずしも収入ではない。

 むしろ会社名・友人の数・恋人の数が効いてくる。

  • 承認欲求を満たすためだけのサービス・ビジネスは成立する。

 ただしそれは結果であって、目的であってはならない。