読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

四十三庵

蔀の雑記帳

統一球問題の簡単なまとめ

ライフ

最近久々に怒りを感じたニュースが、NPBが公式球を2013年シーズンから飛ぶボール(反発係数が高い)ものに変更したというものだ。

プロ野球の統一球、「飛ぶ球」に変更 今季開幕から

プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は11日、飛距離を抑えることなどを目的に2011年から導入していた統一球を今季から変更していたことを認めた。下田邦夫事務局長は「規定の反発係数の範囲内に収めるため」と説明しているが、実態として今季は昨季より飛ぶ球を使っていることになる。

 下田事務局長によると、昨年までの検査で反発力が基準よりも低い球が目立ったため、製造しているミズノ社に昨夏に修正を指示し、今季開幕から新球を使用していた。

 プロ野球では今季、昨年までの2シーズンに比べて本塁打が増加傾向にある。仙台市で11日に行われた日本プロ野球選手会との事務折衝で統一球の検証と説明を求められ、経緯を明らかにした。NPBはこれまで「統一球の仕様は変更していない」としていた。

 NPBはミズノ社に対して、統一球に関する問い合わせには「全く変わっていない」と答えるよう指示していたという。〔共同〕

このニュース見た時点で僕はもうブチ切れだったんだけど、その後のNPBの対応は更に憤りを覚えるものだった。

統一球変更「隠すつもりなかった」 コミッショナー、辞任否定

  • なぜ統一球が導入されたか

なぜ統一球が導入されたか、から話をはじめよう。
巨人時代はホームラン量産してた松井秀喜メジャーリーグに行って全然活躍できなかったことからも分かる通り、
長らく日本のプロ野球「飛ぶボール」を使ってきたと言われてきた。
それに加えて、球団ごとに採用しているボールの種類が違うため、飛びやすいボールを採用している球団(たとえば巨人、横浜)と、
飛びづらいボール(中日など)との間の不平等も問題となっていた。

メジャー挑戦や、WBCなど、国際試合の機会も今まで以上に増えている中で、この問題を解決しようと導入されたのが、今回問題となっている統一球だった。

12球団の規格を統一して、すべてミズノ社が生産を請け負った。
ここまでは多くの野球ファンが同意していた。
統一球は今シーズンの2年前、2011年から導入された。

2011年シーズンから使用する統一球について

  • 「統一球効果」

正直僕が最初統一球の話を聞いたとき、ボール変わったくらいでそんなに変わるか?みんな騒ぎすぎじゃない?と思っていた。
しかし、ボールの違いはすぐに結果にあらわれた。

試合を見てて、明らかにホームランが減った。
ダルビッシュ(日ハム)、田中将大楽天)、吉見一起(中日)、内海哲也(巨人)など、防御率1点台のピッチャーがゴロゴロ現れるようになった。
往年の強打者の成績が急落していった。
なんJでは、このことを揶揄してこんなスレが立てられた。

【野球】統一球で化けの皮が剥がれた雑魚で打線組んでみた

1 :風吹けば名無し:2011/09/29(木) 08:31:34.12 ID:29vJclMY
8 青木
4 田中
3 小笠原
9 和田
5 森野
6 坂本
2 城島
7 金本

40 :風吹けば名無し:2011/09/29(木) 08:47:06.01 id:MU9H4PZk
6 片岡
8 鉄平
4 井口
7 T-岡田
3 カブレラ
DH オーティズ
5 小谷野
9 多村
2 嶋

選手の個人成績もそうだし、12球団全体のHR数も激減した。
統一球導入で、確かにボールは飛ばなくなったのだ。

  • で、今回の不祥事

プロ野球選手は成績をもとに契約交渉して、年俸が決まる。
ちょっとボールが飛ばなくなっただけで、本来なら活躍できるはずだった選手がクビにされたはずだ。
年俸が下がるだけの話ではない。
選手生命を終わらされたバッターが何人も居たのだ。

小笠原や森野は今年になってから明らかに復調していた。
もう一年統一球が続いたら、契約が危なかっただろう。

NPB加藤良三は、責任をとって辞任すべきだ。
プロスポーツとして、あってはいけない不祥事だと思う。
(了)