四十三庵

蔀の雑記帳

「艦隊これくしょん」に見る新たなソシャゲのビジネスモデル

艦隊これくしょんというゲームにドハマリしてる。
(現在サーバー負荷がかかりすぎてるため、新規登録を停止している模様。僕はギリギリセーフだった)
なんで面白いかみたいな話は別記事を参照。

ファミコン時代の楽しさがいい「艦隊これくしょん -艦これ-」にハマった
次に来るソシャゲはこれ!艦隊これくしょん -艦これ-が面白いと話題に

どういう思考回路で、
「よしっ!太平洋戦争期の戦艦を萌えキャラ化して戦わせよう!」
という結論に至ったのかは全くわからない。
けれど

この戦艦赤城が、

こういう萌えキャラとして登場する。
声優も使っていて、ゲームしながらキャラクターが喋る。
(電車でやろうとしたらイヤホン外れてて恥ずかしい思いをしたことがある)

製作者はガチの戦艦オタクのようで、随所にそのこだわりがあらわれている。

ソーシャルゲームがすごい儲かるというのは周知の事実だけども、それは「課金」による儲けだ。
平たく言うと、
「金払えばレベル上げて、レアアイテムGETできるよ。
金払わないなら時間使ってレベル上げして、低い確率のガチャ引き続けてね^^」
 という風なゲーム設計をして、アホなユーザーに課金させる。

だからソーシャルゲームにはガチャ要素が必ずどこかに入っている。
僕はこれがすげー嫌いだった。
パワプロソーシャルゲーム版をダウンロードしてやってたときでさえ、ガチャ要素入れてたのには腰を抜かした。

いい加減出てくるゲーム出てくるゲーム、本筋とあんま関係ないガチャ引きまくることになる。
それに対して、艦隊これくしょんはガチャがない。
というか課金要素がほとんどない。
いいゲームだから、ユーザーが金払いたいと思っても払えない状況になっている。
今までのソーシャルゲームとは全然違う。

一応アイテム買ったり、艦隊のドッグを解放するための課金はあるけれど、しなくても遊べる。
今までソーシャルゲームにつきまとってた、ユーザーの楽しみを犠牲にしてでも課金させようというがめつさがあまり見えないのも、
艦隊これくしょんが爆発的に人気出てる理由だろう。

  • DMMの戦略

艦隊これくしょんは、DMM.comと角川のゲーム部門が組んで作ったゲームである。
DMMの中にはそんなにゲーム開発者居ないだろうから、中心となって制作したのは角川だろう。
そして、DMMのサイト上で、ブラウザゲームとして運営されている。

DMMを一番使うのは、AVのサンプル動画見るときだろうと思う。
しかし最近会社として力を入れているのは、FX事業だと思われる。
ただのAVのプラットフォームから、ゲームやギャンブルまで水平展開しようというのが戦略だろう。

艦隊これくしょんがここまで課金要素ないのも、恐らくはDMMの水平展開戦略の位置づけが、
艦隊これくしょん単体で儲けようとしているのではなく、艦これのユーザーを、エロ動画の購入やFXに流していきたいと考えているのだろう。
言わば艦これは客寄せパンダで、本当の狙いはAVとFXで金を儲けること。

艦隊これくしょんにユーザー登録するためには、メアドとパスワード設定だけでいいんだけども、
追加でクレジットカード情報を入力すると、艦隊これくしょん内で使える500ポイントが無料でもらえる。
このことからも艦隊これくしょんの位置づけがわかる。
クレジットカード情報を登録していると、衝動的にいいエロ動画見たときに買ってしまうことが増えるだろう。

ブラウザゲームになんでしたのも、その水平展開戦略のためかもしれない。
単にゲームアプリ作る開発力がなかった可能性もあるけれど。

ただブラウザゲームにしたのが仇となって、人気出過ぎて、7万人以上のユーザーが艦隊これくしょんにユーザー登録した。
その結果サーバーに負荷がかかりすぎて、通信エラーが耐えず発生する状態となっている。

まあしかし、面白いものに人が群がって、その結果儲けていくっていうのが、一番まっとうな金儲けだよなあとつくづく思う。
課金一円もしないけれど、応援してます。
(了)