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四十三庵

蔀の雑記帳

なぜauのiPhone5はつながらないゴミ端末なのか

僕がiPhone5を買ったときの話。
とにかく「iPhone5」というやつを買おうとおもった。
auSoftBankという二つの通信会社からiPhoneが発売されていた。
僕は迷わずauを選んだ。

SoftBankの電波なんてゴミに決まってる。俺はauiPhoneで快適なスマホライフをエンジョイするんだ!」


剛力彩芽のパンフレットの笑顔にイラつきながらも、なんとかiPhone5を購入した。
はじめてのスマホで、最初は使い方がよくわからなかったから、速度がどのぐらい出るのかがわからなかった。
比較対象がWimaxだったので、屋内でもiPhoneは使えるので、便利だなあと思っていた。
しかし、だんだん使い続けていくうちに、これはおかしい、と思うようになった。

  • なぜauiPhone5はクソなのか

結論からいうと、iPhoneのインターネット接続に関してはSoftBankの方が断然マシである。

携帯キャリアには周波数というものが、日本政府から割り当てられている。

NTTドコモ:800MHz、1.5GHz、2.1GHz
KDDI:800MHz、1.5GHz、2.1GHz
ソフトバンクモバイル:2.1GHz
イー・モバイル:1.7GHz

SoftBankは最近イーモバを買収したので、イーモバの周波数はSoftBankのものだと思って頂いて良い。

日本の周波数の規格と、アメリカの周波数の規格は、微妙に違う。
ところが、アポーは、日本の周波数規格にあった端末を作っていない。*1
仕方なく、北米向け規格のiPhoneを売っているワケだけども、
アメリカ仕様の端末で、日本の周波数と合うエリアは、1.7GHzと2.1GHzの二つだけだ。
ソフバンはイーモバを買収したことで、この二つのエリアを両方使える。
それに対して、auは800MHz、1.5GHz、2.1GHzというdocomoに匹敵する広めのエリアを持ちながらも、2.1GHzのエリアしかiPhone5の接続には使えない。

Android端末で比較すれば、恐らくネットのつながりやすさはau>>>>>>>>>SoftBankになると思うが、iPhone端末であれば、この関係は逆転する。

一部の情報ではiPhone5Sないしは5Cが800MHz帯に対応するっていうのが出てるんだけども、
多分Appleのやり口を見ると、何をどう考えてもやらないと僕は思っている。
ジョブズが死んで、ティム・クック体制になったんだけども、ティム・クックはAppleのSCM担当だった人で、
ジョブズ以上に生産管理に関しては厳しくやっていて、Appleの下請け工場の設備の情報を全部収集して、
「お前の工場はこれだけのコストで部品がつくれるはずだから、契約はこの値段だ」という風なやり方をしていたそうなので、
そういう人間が社長になってる以上、日本市場だけに特化した端末を作ることはまず考えられない。
それに日本で、この手の周波数問題が話題になってるのはあんま見たこと無いので、
実感としてauiPhoneつながりづらいなあと感じていても、その原因が周波数にあって、
もっと言えばあぽーのクソみたいな販売戦略のせいであると思っている奴はさほどいない。

普通にiPhone5と同じ対応周波数で次世代機を発売しても、行列作ってでも買う日本人はたくさんいるだろうし、
仮に800MHzに対応させたとしても、販売量が飛躍的に上がるとも考えづらい。
そういうワケで、Appleが日本に特化した商品をつくることはないと思う。

後、上記の周波数状況から分かる通り、docomoからiPhoneが出たとしても、使える周波数のエリアは2.1GHz帯のみ。
なんで、docomoからiPhoneが出ても、ネットの繋がりやすさはSoftBankに劣ることになると思う。

  • 関連

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(了)

*1:ジョブズの遺志を感じろ