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四十三庵

蔀の雑記帳

電子書籍戦争の勝者が決まりそう

日本で電子書籍はなぜ流行らないか?
で書いた通り、日本国内の電子書籍プラットフォームは確立したとは言いがたい。

↓現状

相変わらずプラットフォームはいっぱいあるが、現実的に使おうと思えるものは数個しかない。
その中でも、僕が一番使えると感じたのはAmazonKindleで、これが電子書籍戦争の勝者になるだろうと思う。

ユーザーは、大別すると2つにわかれる。

1.電子書籍を使いたい層(電子書籍派)
2.電子書籍を使いたくない層(紙派)

出版社が電子書籍を大々的にやらないのは、日本に紙派が未だにたくさんいるからだ。
日本の出版社は、紙の本が本格的に廃れたときの保険程度にしか電子書籍事業をやっていないように見える。

電子書籍派にとって、今の電子書籍の課題は、

1.ハードウェアの問題
 パソコンで読むか、スマホで読むか、タブレットか。 
2.ソフトウェアの問題
 アプリ?ホームページ?ダウンロード? 端末が変わっても電子書籍は読めるのか?
3.プラットフォームの持続可能性
 サービスそのものがなくなるのではないか
4.コンテンツのコストパフォーマンス(コンテンツの魅力と価格)
 なんで印刷してないのに電子書籍の値段が紙と変わらないのか?

の4つに集約されると思う。
その中でAmazonは上3つをクリアしている。

1.ハードウェア
amazonKindleシリーズのタブレットを発売して、ハードウェアの問題を解決しようとしている。

見たこと無い人は家電量販店でも行って店頭デモ機を触ってほしいが、これほぼ紙みたいな質感で電子書籍が読める。
上記の紙派のユーザーも、これなら満足できるのではないか。

2.ソフトウェア
Kindleというアプリにユーザー登録することによって、端末間の共有もばっちりだ。
タブレットスマホで買った書籍を、他の端末でも読める。

ただPCに関しては、(日本では)なぜかPC用アプリがないので、多少面倒な手を使うことになる。
Windowsで(スマホと同様に)Amazon Kindleの本を読む方法について

それでも、AndroidiOSであればどんな端末でも電子書籍が読める。

3.プラットフォーム
Amazonが倒産することは今の状況ではあまり考えられず、サービス停止ということもないだろうということで、
ドコモとか出版社がやってるプラットフォームよりかなり信頼できる。

4.コンテンツ
コンテンツの価格と内容に関しては、未だに不満がある。
ただ、Amazonの面白い試みとして、Amazonダイレクトパブリッシュングという自費出版の代行を行っている。
Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
これのすごいところは印税が35〜70%というところ。
普通の出版社から本を出せば、10%前後だ。

そんなわけで、電子書籍Kindleが覇権を握ると考えている。
(了)