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四十三庵

蔀の雑記帳

東南アジアの物価

旅行 マネー

先日東南アジアに行った。
フィリピン、マレーシア、タイという三つの国だ。

コースと交通費はこんな感じ。
マニラ→クアラルンプール→バンコク東南アジアを移動して、バンコクから香港を経由して日本に帰った。
バンコクから日本の直通便は高かったので、香港を経由した。

僕はこれまで所謂先進国しか海外旅行で行ったことがなかった。
そこで何もすることがなかった三月に東南アジアでも行こうと思ったのだった。

無計画に行ったので、航空券は最安とはいかなかった。
予算は飛行機代含めて13万5000円という予定で、当初はインドネシアも行く予定だった。
しかしフィリピンに行って天気予報を見たらインドネシアは雨マークだったので、行くのをやめてしまった。
東南アジアで何かしたいということもなく、ただ暖かい国に行ってぼんやり過ごしたかっただけで、目的らしい目的はなかった。
しかしそんな中でも、東南アジアの物価が実際どのぐらい安いのかを調べようという目的があることにはあった。
現地で何か買うたびにちまちまスマホに記録をとっていたので、まあまあ正確だと思う。

  • フィリピン

フィリピンはペソという通貨を使っている。

1ペソ=2.267円。(2014/03/20時点)

現地の物価というのは為替レートからは測れない。
経済学を学んでも、現地の物価を適切にあらわす指標はなかったので、現地に行って生活してみてはじめて把握できるものなのだろう。
たとえば1ドルは今だいたい100円前後で、1ペソは約2円なので、「ドルはペソの50倍の購買力がある」というのは間違っている。
為替レート上ではそうだが、実際にはフィリピンとアメリカの物価が全然違う。
フィリピンでコーラが10ペソで買えて、アメリカでは1ドルなのだとしたら、購買力は5倍だし、
逆にアメリカでは10ドルで乗る電車が、フィリピンで1ペソなのだとしたら、購買力は500倍ということになる。

では実際フィリピンではどんなもんだったのか。
・食費

一日目
食費
コーラ 29 peso
ハムサンド 34 peso
シシカバブ 59 peso
ミネラルウォーター 10 peso
スタバ ホットチョコレート 130 peso

円換算
コーラ 65.743 yen
ハムサンド 77.078 yen
シシカバブ 133.753 yen
ミネラルウォーター 22.67 yen
スタバ ホットチョコレート 294.71 yen

500mlのコーラのペットボトルは日本では150円だが、フィリピンだと65円で飲める。
味も変わらない。
マニラにはセブンイレブンが結構な数進出していたので、そこで買った。
ミネラルウォーターに至って22円でしかない。

逆にスタバは世界で価格が統一されているのか、そんな安くなかった。
それでも客はたくさん入っていた。

二日目

ビッグマック 172peso 390 yen
ホットドック 20peso 45 yen
瓶ビール(サンミゲル) 42peso 95 yen
ビール二瓶と水二本 108.5peso 246 yen
ルームサービスの食事 295peso 669 yen

二日目はマクドナルドに行って、ビッグマックを食べてみた。
ビッグマック指数という指数があって、ビッグマックは世界どこでも味が変わらないから、
ビッグマックの値段の違いが物価差の違いと言えるのではないかということでEconomist誌が発表している。
その存在を知ってから、海外に行くとビッグマックを一度は食べてみたくなる。
(参考)
世界のビッグマック価格ランキング

それとフィリピンはビールがものすごく安かった。
酒税ほとんどかけてねーんじゃねーかってくらい安かった。
ハイネケンや日本のビール、韓国のビールもあったが、折角なのでサンミゲルというフィリピンを代表する大手企業のビールを飲んだ。
あまり僕の好みではなかったが、ハイネケンを薄めたような味だった。

・宿泊費

一日目が590ペソ
二日目が1220ペソ

日本円でだいたい1000円と2000円よりちょっとおおいくらい。
ランクとしては一日目は独房みたいな部屋で、二日目が日本のビジネスホテルレベルの宿だった。
初日の宿はテレビをつけるとLG製のテレビの色褪せた画面に女子プロレスの試合が延々と流れるタイプの独房だったが、
1220ペソのホテルの部屋はWi-Fiがあって、シャワーもあたたかいお湯が出たので感動してしまった。

・交通費

乗合バス×2 16 peso 36 yen
LINE1 15 peso 34 yen
LINE2 14 peso 32 yen
LINE3 10 peso 23 yen

フィリピンは、鉄道の路線が三つしか無い。
LINE1〜3まである。
やることがなかったので、ホテルに行くまでちょっと遠回りだったが全部乗ってみたので、無駄な交通費をかけてしまった。
まあしかし日本の鉄道はひと駅乗るだけで100円以上は余裕でかかるので、桁外れに安い。
安いせいか夕方になるとものすごい満員電車になって、東京でもなかなかお目にかかれない惨状になる。
最初間違って乗ろうとしてしまったが、女性専用車両もある。

乗合バスというのは、正式には「ジプニー」というらしい。

興味があればこの動画を見てくれれば雰囲気はわかると思う。
どこまで行っても8ペソである。

  • マレーシア

マレーシアはリンギットという通貨を使っている。

1リンギット=31.052円

クアラルンプールは都会だった。
ただ都会的過ぎてあんま好きじゃなかったり、移動の関係上あんま長く居られなかったというのもあったりして、
クアラルンプールではほとんど何もしてないと言っていい。

マレーシアはイスラム教の国なので、酒税が日本並に高かったのも、マイナス要因だった。

・食費

三日目
空港のコーラ 1.8 ringgit 56円
ソイミルクとケーキ(セブン) 3.5 ring 109円

四日目
BEEF BALL Noodle 7.5 ring 233
コーラ 1.8 ring 56
ミネラルウォーター 3 ring 93
マンゴー 1.5 ring 47
バクテー・ご飯・烏龍茶 14.1 ring 438
水とタイガービール 9.8 ring 304
ケンタッキー 11.2 ring 348

アルコール以外はフィリピン並に安い物価だった。

・宿泊費

一泊 786 yen

agoda経由で予約した。
ブキッ・ビンタンのクラブ街にあるゲストハウスで、トイレシャワーは共同だった。
深夜3時までガンガン部屋にクラブミュージックが響くなかなか楽しい宿だった。

・交通費

モノレール 2.1 ring 65円
夜行列車三等(KL→HAT YAI) 63 ring 1956
電車(KL Central→Batou cave) 往復  4 ring 124
モノレール(China town→Bukit Bintan→KL Central) 5 ring 155

都会だけあって、フィリピンと比べると交通費が高い。
ただその分電車の運行は随分まともになっていて、日本の鉄道会社を思い出した。
夜行列車2000円というのがあるが、日本でサンライズ瀬戸サンライズ出雲に乗ると安くても一万円、一番いいシートになると二万円以上かかる状況と比べると涙が出てくる。

はじめての寝台列車 寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」に乗ってみよう!

  • タイ

アジア通貨危機で標的にされたバーツを相変わらず使っている。

バーツ=3.16円

フィリピンからクアラルンプール、バンコクと渡ってきて、突然平和になったような感じがした。
タイは仏教国なので穏やかな人が多いのかもしれない。
人も親切だった。
帰国して確認してみたら僕の旅行期間中はがっつり非常事態宣言出ていたのに気づいた*1けども、まあ平和なもんだった。

ミロ 13 Baht 41.08
マックのアイス 15 Baht 47.4
イチゴヨーグルト 19 Baht 60.04
屋台のペプシ 20 Baht 63.2
屋台の焼鳥 5 Baht 15.8
ビール 38 Baht 120.08
ビール四セット(セブン) 140 Baht 442.4
ケバブ 60 Baht 189.6
PadThai 60 Baht 189.6
チキンの串焼き 30 Baht 94.8

コンビニのイチゴヨーグルト 10 Baht 31.6
ミネラルウォーター(1500ml) 14 Baht 44.24
𦹀コーラ 10 Baht 31.6
パイナップル 20 Baht 63.2
ビッグマック 175 Baht 553
ステーキとビール 359 Baht 1134.44
ビール四缶セット 140 Baht 442.4

レッドブル 13 Baht 41.08
水(600ミリ) 7 Baht 22.12
イチゴヨーグルト 7 Baht 22.12
イチゴ 20 Baht 63.2
PAD THAI 30 Baht 94.8
マンゴー 20 Baht 63.2
焼鳥二本・ソーセージ・とうもろこし 65 Baht 205.4
水とイチゴヨーグルト 35 Baht 110.6

日本だとビール二缶買えば400円するが、タイではそれで四缶買えた。
日本のビール税は高すぎるのではないか、と薄々気づいていたが、やはりそのようだ。
基本的に屋台で食事をすませていたので、安く上がった。
マンゴーやイチゴが日本のスーパーで買うのの何分の一という値段で売っていた。

・宿泊費

一泊850 Baht

カオサン通りの、まあまあのランクのホテルに泊まった。

・交通費

トゥクトゥク 125 Baht 395
ファランポーンまでの一番バス 8 Baht 25.28
二番バス 8 Baht 25.28
フェリー往復 6 Baht 18.96

トゥクトゥクというのは原付の三輪車タクシーのことだ。
乗ったのは10分もしない時間だったが、125バーツとられた。
言い値は200バーツで、適正価格は80バーツくらいじゃないかと思っていたが、色々調べる内にそもそもトゥクトゥクは観光客向けの乗り物で、
バスやタクシーに比べると高い乗り物であると知った。
路線バスはわずか8バーツという値段だった。
ホテルから空港まで行くバスは、偶然無料バスを捕まえることが出来て、タダだった。

・雑費
タイには結構いたので、観光に色々使った。

ハンドタオル 35 Baht 110.6
サンダル×2 360 Baht 1137.6
ワットポー入場料 10 Baht 31.6
マッサージ(30分) 120 Baht 379.2
絆創膏(10個セット。セブン) 12 Baht 37.92
博物館 200 Baht 632
ワットプラケオ 500 Baht 1580
ワットアルン 50 Baht 158

マッサージの安さには感動した。
ワットプラケオは僕が持っていった12年度の地球の歩き方では入場料300バーツとなっていて、それでも高いから行くのやめようかと迷っていたのに、
ネットで調べてみたら500バーツに値上げしてて本当に辛かった。
結局後悔したら嫌だから、行ってしまった。
ワットプラケオは白人やアジア系の旅行者ですごい人混みだった。
東南アジアに来てから観光地の人混みに触れるのははじめてだった。


その後香港に行ったが、香港は東京並、あるいは東京以上に物価が高かった
結局旅行は予算13万5000のところを、136,963円、(飛行機その他で86,747円。その他50,216円という内訳)で2000円超える程度だった。
(了。57分)

*1:帰国する前後に解除された