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四十三庵

蔀の雑記帳

電子マネーまとめ〜最強の電子マネーとは〜

電子マネーを利用したことがない人の方がもはや少ないのではないか、というくらい電子マネーは普及している。
日本の電子マネーを簡単に比較してみた。

  • まとめ
名称 発行会社 チャージ/クレカ方式 ポイント 使える範囲
1.Suica/PASMO JR東日本PASMO チャージ なし 駅ナカ中心に広い
2.nanaco セブン&アイ チャージ 1% セブン系、西武等のみ。狭い
3,WAON イオン チャージ 0.5% チェーン店にはかなり対応している。普通
4.Edy 楽天 チャージ 0.5% 同上
5.QUICPay MOPPA クレカ クレカの還元率 狭い
6.iD(おサイフケータイ docomo クレカ 1%のdocomoポイント 広い

上の表にまとめたのは、あくまで「基本」のケースでしかない。
たとえばSuicaでポイントがなし、というのも、ポイントクラブに入ると一部ポイントがつくようになったり、
nanacoQUICPay機能を追加させることもできたりする。
電子マネー事情は複雑なのだ。

そういう訳で、ポイント乞食がしたいのであれば、
電子マネーだけではなくて、クレジットカードのことまで考えてやらなければならない。
この記事ではクレジットカードとの提携はひとまずナシで考える。

上の表ではわかりやすいように、チャージ方式とクレカ方式と書いたが、
これはプリペイド型とポストペイ型という風に呼ばれる。
買い物の前に現金を払うのか、後に払うのかの違いだ。

プリペイド型はSuica等で馴染み深い、チャージ方式なのだが、
QUICPayやiDはポストペイ型といって、
使った利用料はクレジットカード利用として処理される。

ちなみにSuicaオートチャージという機能も、
チャージ残高がゼロ円になると、その後クレジットカード支払いとして処理するというだけで、
プリペイド型なのかポストペイ型なのかという境界線は曖昧になっている気もする。

ポストペイ型は、チャージする煩わしさから解放されるが、
別にクレジットカード使えうのとあんま変わんないのではないか、という気もする。
(僕はポストペイ型の電子マネーを使っていない)

最強の電子マネー
現金派の人間でも、電車に乗るためにSuicaのカード自体は持っているというくらい普及している。

そのままで使うとポイントが付かないし、
ポイントクラブに入ったとしても
駅ナカの一部の店の買い物しかポイントが付与されないらしいので、
ビックカメラSuicaとして作るか、Viewカードつきにすることを薦める。
あと、モバイルSuicaというのもある。

定期券を買うことを考えると、Suicaでポイントがつくかつかないかというのは結構大きい問題になる。
昔僕もViewカードとの提携に関しては検討したことがあった。
ビューカードというのは、JR東日本の子会社がやってるクレカ事業なんだけども、
ポイントの還元率がなんと0.2%。
1000円につき2ポイント。
1ポイント2.5円として、400ポイントからSuicaにチャージできる。
なんかムダに複雑になっているが、ポイントが1ポイント1円になっていないせいで、
円単位になおすならば、還元率は0.5%となる。
JR系の買い物(切符購入やチャージ)はポイント3倍なのだが、いかんせん基本の還元率があまり高くない。
定期券6万円を買ったとしても、900円。
更にイケてないことに、Viewカードは年会費500円程度かかる。
普通のクレカで購入しても、あまり変わらないような気がしたので、
結局手間暇を考えてやめてしまった。

PASMOも似たようなもんだが、運営会社がPASMOという株式会社というのは、
今回の記事を書くために調べてはじめて知った。

弱点は関東を出てしまうと使える範囲が狭くなるトコぐらいだろう。

ポイントの還元率だけならば代表的な電子マネーの中でトップ。
ポイント乞食するならばこれで決まり。

(方法)
nanacoとクレジットカードで税金や公共料金を節約するときに気をつけること
【まとめ】nanacoへのチャージでポイントが貯まるカードと貯まらないカード

イオンのやっている電子マネー
僕のJALマイレージカードについている。

ポイントに関しては面白い制度があって、

貯めたWAONポイントを電子マネーとしてチャージできる。
普通のことのような気もするが、この絵を見てるとなんか無限にサイクルが続くような感じで描かれていて面白い。

何気に発行数一位の電子マネー
楽天の営業力で発行するだけ発行して、発行数のわりには存在感がない感じ。
こっちはANAと提携している。

使った時に「クイックペイ!」というシュールな音がする。

普及しているかと言われるとかなりビミョー。
クレジットカード使うのとあんま変わらないので、サインの要らないクレカとして使うニーズがあるそう。

僕個人的には、小額決済でカード切ることに何のためらいも感じないので、今のところつくる気はおきない。

  • 6.iD

いわゆるおサイフケータイ
スマホ時代になって若干普及率が伸び悩んでる感じもある。
スマホだと使えないと思っている方がたまにいるが、
日本製のスマホ(たとえばXperia、ARROWS)ならばだいたい使える。
iPhoneなどの海外スマホは対応していない場合がほとんど。
iPhoneだと使えない、というのは結構痛いポイントである。

ちょっとだけ詳しい話を書くと、
iDは技術的にはSONYFeliCaという磁気読み取り機能を使っている。
読み取り速度では世界一と言っていい技術だそうで、
SuicaPASMOにも採用されていて、
日本の鉄道の地獄みたいな通勤ラッシュでも自動改札がスムーズなのは実はSONYのおかげだったりする。

しかしながら、FeliCaは国際標準にはなれなかった。
国際標準規格をNFCというのだが、FeliCaとは違う仕組みが採用されてしまった。
国際標準になるため「ほら!FeliCaは0.1秒で読み込めます!すごい技術っしょ!」と欧米に向けてアピールしたら、
「過剰性能を求める日本の悪しき習慣だ」という批判を浴びた、というエピソードがある。
(詳細)
スマートフォンの将来、日本企業に足りないもの、FeliCa輸出失敗の裏事情

さて、携帯がFeliCa機能持っていないと、おサイフケータイは使えない。
この問題を解消するために、iDは磁気カードもつくれるようになっている。

なんかカードから解放されるためにおサイフケータイ作ったのに、
携帯電話が対応していないからっつってカードを発行するのは逆行してる気もするが、まあ需要はなくはないだろう。

実は上で紹介したnanacoSuicaなどもおサイフケータイとして一本化できるそう。
提携しているクレジットカードしか使えない。
ラインナップを見ると、ちょっと偏りを感じる。
三井住友VISAや地銀なんかはおさえてるのに、海外勢はほとんどサポートしてない気がする。
docomoがやってるクレカ事業DCMXもどうかよろしくお願いします。
DCMXと提携させるとポイント還元率1%(ただしdocomoポイント)がつく。

DCMXというのは、DoCoMoX(Xは未知数)という意味らしい。
iDという名前といい、docomoはセンスの悪い名前をつけて新しい技術の普及を妨げるのが上手い。

以上が代表的な電子マネーだが、ここで僕が使っているマイナーな電子マネーについて触れる。
最近はチェーン店が独自の電子マネーをつくるケースが増えてきた。
その手の電子マネーは、利用範囲がめちゃくちゃ狭いのだが、
ポイント制度についてはかなり優良な制度になっている場合が多い。

  • モスカード

モスバーガーでしか使えない電子マネー
3000円以上のチャージで2%のポイント還元。
25〜29日にチャージすると1000円以上のチャージで4%還元。

  • サブウェイカード

サブウェイでしか使えない電子マネー
ポイントにくわえて、チャージのたびにボーナスで電子マネー金額が増える。
1000円チャージで3%、3000円で4%、5000円で5%となっている。
1000円チャージすると1030円分の電子マネーとして使える、というわけだ。

普通の利用で、1%のポイントがつく。
メルマガ会員になりと2%になる。
10ポイント以上から電子マネーと交換ができる。
(ただしサブウェイのサイトから交換手続きをやらないといけない)

結構な還元率である。

これもチャージのたびにボーナス付与するタイプ。
なんと1000円で10%。
常にボーナスが付与されるのかと思っていたが、どうやら毎月1〜7日限定のようだ。

還元率だけでいえば電子マネーのトップ。

ポイントだけを考えるなら、nanacoにクレカチャージが最強というのが僕の結論です。