四十三庵

蔀の雑記帳

FXで失敗する人の三つのパターン

会社入って、周りでFXをやっているサラリーマンがいっぱいいることに気づいた。
経済学部に居たが、実際に投資やる学生は1割いるかいないかだった気がする。

会社で働いていると、月に安定した給料が入ってくるかわりに、突然大きな金が手に入ることはない。
それで、投資に興味を持つようになり、少ない元手でも始められるFXを選ぶわけだが、それで失敗する人が多い。

失敗する人には、共通する、代表的なパターンが三つある。

経済の動きを勉強していない

社会人になってからFXをはじめた人に一番多い失敗パターンはこれ。
会社でFXをやっている先輩が「日本がインフレになったら円って上がるんでしたっけ? 下がるんでしたっけ?」とか、
「利子が上がったらインフレになるんでしたっけ?」とか言ってるのを何回か見た。
投資に限らず、ルールをよくわからずに勝負しても、勝率は低い。
カジノでも、カモになるのは、ゲームのルールすらわかってない素人と相場が決まってる。

このパターンに陥るのは、勉強が嫌いで、金銭欲の強いサラリーマンだけ、と思ってはいけない。
理系の、大学でちゃんと研究していた人が、
社会人になって突然投資に目覚めると、このパターンに陥る場合もある。
概して理系というのは、文系学問を簡単に理解できるものだと勘違いしている人が多い。
どんなに大学で難しい学問を専攻していても、
そもそも専門外の分野では自分が小学生並の知識しか持っていないことを自覚しなければならない。

社会人になってから投資に興味持って、FXはじめます、というタイプだと、
じっくり腰を据えて勉強というのは厳しいかもしれない。
けれど、そもそも勉強する気すらないなら、投資には手を出さないほうが、
結果的には儲かることになるんじゃないかな〜と思うんですよね。

短期変動を追いかける

為替には底と天井がある。
だからといって、「急にすごい上がった! これは反落するぞ!」とか、
「暴落した! ここまで落ちたら反発するに違いない!」とか、そんな風にポディションを持つ人が居る。

短期変動を追いかけるのは危険だ。
特に一時間以内の分単位のスパンの変動を予想しようとしてるなら、やめた方がいい。

仮に最初勝っていたとしても、いつか大損するときが来る。
なぜかというと、短期トレンドの波よりも、長期トレンドの波は大きいからだ。
日銀が緩和しているのに、「いや今円安に大きく触れたから、反発するんだ!」と言って、
売りポディションを持ち続けていたら、大損を出してしまう。

短期でやって利益を出せる人も居ることは居るが、
短期狙いにしても、中長期トレンドを無視すると、手痛い失敗をこうむる。

平常心を保てない

上二つがクリアできている、「賢明な投資家」に見える知り合いが、FXで損を出していた。
経済の勉強もちゃんとしているし、言ってることもまとも。
ポディションのとり方も間違っていないように見える。
なぜ彼は損をしてしまうのか?

よくよく話を聞いてみると、彼はポディションをとると、ずっとチャートに張り付いて、常に為替を見ている。
利益が出たら、すばやく利益確定。
まあそれはいい。
問題は、自分のポディションと反対に動いたら、不安ですぐに切ってしまうことだ。
損切りは、人生を終わらせないためにも重要だ。
賢明な人間ほど、自分のポディションが赤字になりはじめると、不安になる。
当然だ。賢いんだから。
今までの人生だって、そうやって、持ち前の頭脳で、危機をいち早く回避してきた。
目の前で膨らみ続ける損失で、感情は強く揺さぶられる。
恐怖、後悔、不安、動揺、混乱……
「なぜ自分はこんなポディションをとってしまったんだ…」と数時間前の自分を責めはじめる。
それでも、いつか反転するはずだと思って耐える。我慢する。
しかし、常にチャートに張り付いているので、我慢には相当の精神力を要する。
だいたい一日もたずに、損切りしてしまう。
「これは、俺が破産しないための損切りなんだ」

そして、彼が損切りした数時間後、突然チャートが反転する……
そんなことを繰り返すうちに損失は膨らみ、懸命な彼は、「為替は難しい」と悟る。

まとめ

僕が今までしてきた&見てきた典型的な失敗パターンをまとめました。
わりとあるあるじゃないっすかね????
(了)