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四十三庵

蔀の雑記帳

はじめての確定申告(2015年度)

マネー

税金を納めるということ。
それは国民の三大義務の一つでもある。
個人でサラリーマンやっている分には、基本的には会社が勝手にやってくれるので、気にする必要はない。
しかし、FXで20万円以上の利益を出すと、確定を申告しないといけない。
去年わりと調子がよかった僕は、確定を申告しないといけなくなった。

この記事は、細かい事務作業が嫌いなタイプの人間と、日本の複雑怪奇な税制との戦いの記録である。
(正確には書類書いただけでまだ税務署に持って行ってないので、税務署に行ったら何か言われるかもしれない)

そもそも何を申告するのか

確定申告というのは、平たくいうと、
「国税庁に対して、自分の払う必要のある税金額を確定させる申告」
のことだ。
申告する先は国税庁だが、窓口となるのは各区市町村の税務署で、住民票の住所の税務署でないとダメ。

個人であれば、確定申告=所得税の申告だと考えてよいが、
正確には自営業の消費税の納付なんかも確定申告の対象となる。

で、所得税がかかるのは、一月〜十二月の期間の所得に対して、である。
2015年度1月〜12月に稼いだお金を、2016年2月16日(火)〜3月15日(火)の期間に申告する。

確定申告する方法

確定申告を行う方法は、おおきく三つある。

1.税務署に直接行く
2.自宅で書類を記入して、税務署に郵送する
3.インターネットで確定申告する(e-tax)

確定申告期間中は税務署がディズニーランドレベルで混む(らしい)。
特に平日に仕事行ってるのであれば、郵送かネットかで完結させたい。
そう考えた僕は、当初郵送かe-taxかで考えていた。
が、僕はそのとき、お役所仕事というものを、全く理解していかなかった。

e-taxの利用条件

最初に、僕は国税庁のサイトへ飛んだ。
導線とかUI/UXとか全く考えてなさそうな、雑然とした情報の海に飲まれそうになりながらも、
「平成27年度確定申告特集」というそれっぽいページに飛んだ。
www.nta.go.jp
すると、一見わかりやすそうなページに飛んだ。
「初めて確定信仰をされる方へ」というページがあるので、そこに飛ぶ。

www.nta.go.jp
確定申告を行う必要がある方……申告に必要な書類の準備……
書類の記入……この辺りを読めばいいのかな?

所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税、贈与税の申告書や青色申告決算書などは、「確定申告書等作成コーナー」で作成することができます。

(※)「確定申告書等作成コーナー」を利用して、画面案内に従って入力すれば、税額などが自動計算されます。

作成した申告書等は印刷して郵送等により提出できます。 また、e-Taxにより送信することもできます。

※事前準備が必要です。
詳しくは、e-Taxホームページをご覧ください。

えっ?結局俺、何すればいいの???????

実は国税庁のサイト、僕が何の書類を出せばいいのか、全然書かれていない。
まあ、それはもはや仕方ないとして、
インターネット世代の僕としては、とりあえずe-taxで完結させたい気持ちがあったので、
e-taxの使い方さえわかればきっと書類の詳細とか知る必要もなく、確定申告を終えられるだろうと考えた。
(ちなみにだが、「確定申告書等作成コーナー」はe-taxとはまた別のサービス)

e-taxの事前準備には、次の3Stepが要るらしい。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/img/junbi/junbi.gif
Step1では、利用環境の確認で、OS,ブラウザ、PDFリーダーのバージョンを確認される。
このご時世、Windowsのみということはなく、Mac OSにも対応してくれている。
ブラウザにSafariを推奨しているのがイマイチだが、まあ対応してくれているだけマシだろう。

Step2の、電子証明書を入れなければいけないのは、ちょっとめんどくさそうだけど、
まあ丁寧なチュートリアルあるっぽいし、それ見ながらやればきっとなんとかなるだろう。

Step3はICカードリーダライタの準備……
あ、ICカードリーダライタの準備?!?!!?!?!

公的個人認証サービスに基づく電子証明書は、
個人番号カード及び住民基本台帳カードに格納されていますので、
別途電子証明書に適合したICカードリーダライタが必要になります。

本気かよこいつ?!?!?!!
おいおいおいおいおいおいおい!!!!!!!!!!!
そんな人生でもう二度と確定申告するかどうかも怪しいのに、
まず確定申告ぐらいにしか使わないカードリーダ買わないと使えないって!!!!!!
なんだよそれ!!!!!!!!!
というわけで、e-taxは諦めることに。

調べたら、住基カードなんて持ってないし、
マイナンバーのカードは発行までちょっと時間かかるらしくて、確定申告に間に合うか微妙らしい。
マジでなんなんだ。

↓のサイトの人はマジでカードリーダを使ったパターン。
arimo.hatenablog.com

書類作成コーナー

https://www.keisan.nta.go.jp/h27/ta_top.html
ちなみに、書類作成コーナーは↑ここから行ける。
一番簡単な方法が、書類作成×郵送だと思う。
しかし、e-taxの仕様にキレてしまった僕は、完全に手書きでやることにした。

FXの確定申告編

www.fxhikakujp.com
FXの確定申告に関しては、↑のサイトがわかりやすかった。
というか、ほぼこのサイト通りに書けば終わりな気がする。

【記入する必要がある帳票】
確定申告書B(第一表)
確定申告書B(第二表)
申告書第三表(分離課税用)
先物取引に係る雑所得などの金額の計算明細書

【申請時に添付しなきゃいけない書類】
給与所得の源泉徴収票
年間取引報告書

記入しなきゃいけない書類は上記の四枚。
Yahoo!知恵袋によると、別に確定申告の際の書類は法的な拘束力があるフォーマットではないらしいので、
必要事項が記入されているのであれば、フォーマットは何でも構わないらしい。
故に白黒印刷でも問題ないらしい。何ならメモ帳とかでもいいんだろうか。

確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書等|所得税(確定申告書等作成コーナー)|国税庁
申告書Bの第一〜三表はこのページにある。
源泉徴収票を貼る台紙とかもこのページから落とせる。

明細書・計算明細書等(平成27年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告分)|所得税(確定申告書等作成コーナー)|国税庁
計算明細書はこっち。

国税庁のサイトのノイズの多さはちょっと異常なので、
必要な書類のpdf探すときは書類名でググってしまうのをオススメする。
(まず普通にクリックして行ったらたどりつけないと思う)

意外と源泉徴収票の見方を、今までちゃんと知らなかったので、↓とかを見て、「へえ〜」と思った。
gasuuu.hatenadiary.com
基礎控除の仕組みとか、全然知らなかった。

FX比較.jpの記事はわかりやすいけれど、国税庁の正式な文章じゃないので、
細かいところで気になることがあれば、国税庁の出してる手引きを見ると良い。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2013/pdf/02.pdf
これを頭から読んで、書類記入するのは相当厳しいだろう、という気はする。

基本的な流れとしては、

1.計算明細書を書いて、FXの所得税を計算する。
2.第一表の収入・所得欄、第二表、第三表を記入。
3.第一表の「所得税及び復興特別所得税の額」を確定させる→これが納税額

記入項目自体はそんな多くない印象。
あと、課税対象の所得が、額面の収入に対して結構少ないというか、控除がイメージより多いなと思った。

ふるさと納税編

厄介なことに、僕は去年ふるさと納税もしていた。
本当は「ワンストップ特例」というのを使うことで、確定申告要らないはずだったのだが、
別件で確定申告をするために、結局ふるさと納税の計算もすることになった。
どちらかというと、FXよりこっちの方が計算キツかった気がする。

www.soumu.go.jp
↑ふるさと納税の説明。

ふるさと納税をすると税金が安くなって、お得! みたいな情報につられて安易にやったが、制度は詳しく知らなかった。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/img/img_deduction_001.gif
まず、自己負担額として2000円は必ずとられる。
上手く使えば、この2000円負担で、各自治体の御礼品をもらえる、というのがふるさと納税のコンセプトだが……
所得税控除分と住民税控除分があり、それぞれ計算してやらないといけない。
計算のラグがあるので、所得税は2015年度分で、住民税は2016年度分からの控除となる。
所得税の控除は、自分の税率さえわかってれば計算はさほど難しくない。
問題は住民税で、これが結構キツい。
住民税所得割額の2割を超えるか、超えないかがポイントなんだけど、
そもそも住民税所得割額ってなんだよ、という話だ。

詳しくはこの辺を見て。
東京都主税局<都税Q&A><区市町村税:個人住民税>

僕は、自分の住民税の額をちゃんと把握するところからのスタートだった。

税金の払い方

さて、ここまでで書類記入に関しては終わり。
最期に、納税額が確定したら、後はそれをどう払うか、だ。

1.現金
2.口座振替
3.ネット経由

詳しくは下記ページを参照。
[手続名]国税の納付手続(納期限・振替日・納付方法)|納税証明書及び納税手続関係|国税庁

法律が変わって、クレジットカード払いにも来年度から対応するとのこと。
クレカが使えれば、だいぶ楽になる気がする。
僕は口座振替にしました。
確定申告の内容に問題がなければ、4/20に引き落とされるはず!

最後の方めんどくさくなってだいぶ端折りましたら、以上です。

2016/5/2追記

……で、結局4/20に引きとされませんでした
原因は第一表の記入不備で、最後まで計算結果を書かないといけなかったんだけど、
そこをスルーしたため、税の支払い額が0として処理されたらしい。
結局税務署に行って、確認してもらうと、向こうの人のチェックであらかた修正されており、その修正を確認して、サインした。
振込用紙を渡されて、銀行で振り込むように言われる。
振り込んだタイミングで、遅延金がいくらか請求されるらしく、
(1000円くらいっぽいが)これに関しては振り込み後に別途僕の家へ支払い用紙が届くそう。
(了)