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四十三庵

蔀の雑記帳

モスクワ旅行記

旅行

ロシア。
世界最大の国土を持ち、かつては世界最大の共産主義国だった。
そんなロシアの首都、モスクワに行ってきた記録です。

なぜロシアなのか

人生で一度はやってみたかったシリーズを消化しようと思っていて、
ロシア行きもその中の一つだった。
マイナス20度とかの世界を体験してみたかった。
よく調べてみたらモスクワはそこまで寒くならないらしくて、
なんなら北海道の僻地とかの方が寒いらしい。

準備編

ロシア旅行はVISAが要る。
しかも観光VISA申請には、一日ごとにどこに滞在するかを申請しなければいけない。
単なる建前ではなく、ホテルから「こいつをこの日程で宿泊させます」という書類が必要となっており、非常にめんどくさい。

僕は個人でなんとかしたけれど、ロシア行くのであれば、四の五の言わずに旅行会社のプラン使って方がいいと思う。
tour.his-j.com
↑こういうのとか。
最近は旅行会社も飛行機と宿だけとって、後は自由みたいなプランもあるので、
旗持った人によちよちついていくみたいなガチガチの旅行プランが嫌な人向けになっている。

とはいえ、僕は旅行会社使わなかったのですが、まあなんとかなりました。
musyokutabi.livedoor.biz
このサイトを参考にして、自分でVISAを申請しました。
流れとしては、

1.ロシアのサイトから空バウチャーをもらう
2.ロシア大使館へVISA申請に行く(二週間かかる。有料でよければ最速4日)
3.パスポートに貼られたVISAを受け取る

という流れ。

1.ロシアのサイトから空バウチャーをもらう

tourist invitation letter to Russia
TravelRussiaという謎サイトがあるので、ここに必要事項を記入すると、
ものすごいスピードでpdfのバウチャーが送られてくる。
この辺の制度は正直よくわからない。
これを印刷して、大使館へGO。

2.ロシア大使館へVISA申請に行く(二週間かかる。有料でよければ最速4日)

空バウチャーを持って、神谷町にあるロシア大使館に行く。
大使館周辺は、なんとなく物々しい雰囲気が漂う。
入り口がわかりづらいが、いかつい警備員の人に聞くと教えてくれる。
一見関係者専用っぽい扉から入る。
入ると右と左にわかれている。
最初僕はなんとなく左に行ったのだが、待ってる人一人もいなくて、
「本当にここで大丈夫なのかよ」と思いながら番号札をとったら、
係員のロシア人っぽいねーちゃんに「ここはロシア滞在者がアレするとこなんで、VISA申請なら向こういってくださいね」と事務的なトーンで言われた。
平日の午前中に行ったので、待ってるのは10人ほどだった。
受付は一人だけで、最大で二つぽかった
日本語ができる人が一人受付して、レシート・書類の発行はもう一人がやるシステムらしい。
番号が呼ばれてから、30秒ぐらい誰も来ないとすぐに飛ばして次に行くので気をつけた方がいい
容赦なく番号とりなおしになる。
僕は最初入り口を間違えた方の番号札をずっと見ていて、それで一度番号を飛ばされた。

ロシアの祝日換算で、10営業日後なら無料。
この辺はよくわからないので、「無料で一番早い日にしてください」とか言うと受付の人がよしなにしてくれる。
すると受付の隣の人が、黄色いレシートをくれる。
ロシア語で色々書かれているが、受取日くらいしかわからない。

パスポートを預けなければならず、ちょっとビックリした。
カンボジア行ったときは、e-VISAでめちゃくちゃテキトーだったので、ちゃんとしたVISA申請ってこういうものなのか、と驚く。

3.パスポートに貼られたVISAを受け取る

受取日になったら、レシートを持って、また神谷町へ。
なんとなく番号札をとって待ってしまったが、途中でVISAの受け取りなら、
直接書類担当の窓口に並べばいいことに気づいて、並ぶ。
レシートを出すと、パスポートと受付票を渡されて、終わり。
「え?VISAは?」と思って焦るが、どうもパスポートに直接VISAを貼る制度らしく、
パスポートをパラパラめくるとちゃんとVISAが貼ってあった。
聞けば教えてくれるのかもしれないけど、懇切丁寧に説明してくれる感じではない印象。
大使館って基本的にそういうモンなのかもしれないが、ロシア人は特にそういうトコが強いのかもしれない。

飛行機

VISAの申請と平行して、モスクワ行きの飛行機を探した。
JALの直通便だとざっくり30万、アエロフロートというロシアの国営航空会社だと8万ぐらい?だった。
ただアエロフロートはあまり評判がよくなかった(預けたスーツケースの中の財布がとられた、等)ため、
結局アエロフロートより1〜2万高いくらいの、エミレーツ航空を使うことにした。
www.emirates.com
エミレーツ航空はドバイの誇る航空会社で、原油高のオイルマネーを原資に、拡大を続けてきた。
最近の原油安でダメージは受けてるんだろうけど、乗ってみるとそんなことを感じさせないぐらいいい雰囲気だった。

日本(羽田)→ドバイは約12時間。
乗り継ぎが2時間程度。
ドバイ→ロシアは約5時間。
直通だともうちょい早いのか?
偏西風の影響なのか、帰りのドバイ→日本は9時間半程度。

出発

0:00の羽田空港
浜松町からモノレールに乗って、羽田空港国際ターミナルで降りる。
やはり羽田出発はいい。
成田空港までの果てしなく長い電車に乗らないですむ。

遅い時間だったが、結構な数の人が居た。
エミレーツ航空はパスポートさえ見せれば、チェックインができるらしい。
客層としては日本人がほとんどだった。
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エミレーツ航空の食事。
何の意味があったのか、なぜかビールを二本くれた。

ドバイ

乗り継ぎでドバイへ。
飛行機を降りると、一直線の通路があり、そこをひたすら歩くことになる。
トイレと一緒に、祈祷所(Prayer Room)があるのが中東っぽい。
A,B,C三箇所で手荷物検査を受ける場所がある。
全てスルーすると、そのまま空港を出る場所へ行ける。
もし乗り継ぎが長くて、一度外に出たいのであれば直進が正解?なのか?
未だにどの場所が正解なのかわからないが、とりあえず人がいる所でチケットを見せて、
僕はここでいいですか、みたいな感じで聞くのがいいと思います。
手荷物検査を終えて、エスカレーターを降りると、ようやくターミナル内に入れる。

ドバイ国際空港第三ターミナルという所につく。
基本的に日本からの乗り継ぎであれば、第三ターミナルになるんだと思う。
詳しくはここ。
www.uutravel.ne.jp

第三ターミナルはA、B、Cとゲートがわかれている。
Aは金持ちしか使わない場所らしく、Bゲートのエリアから更に電車に乗って移動する。
Cゲートはあまり使われていないらしく、閑散としていた。
Bゲートのモスクワ行きのB5ゲートに行く。
Bゲートの辺りは、スタバ、バーガーキング、カフェ、免税店が立ち並んで賑わっていた。
B5ゲートを入ると、明らかにロシア人ばかりの集団になった。
日本人がほとんどいなくなった。
僕は自分がアジア人であることを感じる。
日本で外人というと、白人や黒人のことを指すが、
ここからは僕が外人で、人々から奇異の目で見られる存在となったのだった。

モスクワへ

ドバイからモスクワへはさほど時間がかからない。
ドモジェドヴォ(Домоде́дово)空港にはすぐに着いた。
空港の係員は、基本的にロシア語しか喋らない。
入国審査でパスポートを見て何か笑っていたが、返ってきた入国許可証みたいな紙を見ると、
僕の名前が無理やりロシア語にされて記述されていた。
ロシア語の知識は完全な付け焼き刃で、キリル文字がちょっと読める程度だったけれど、
それでもそのロシア語がちょっと怪しいのはわかった。

アエロエクスプレスという赤い電車で、空港からモスクワの中心部の駅へ通じている。
値段は正確には覚えていないが、そんなに高くなかった。
英語可能な、券売機で買える。
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アエロエクスプレスからの光景は、雪国に来たんだな、という感じがしてよかった。
モスクワは非常に落書きが多い。
車窓から見る塀には、大抵スプレーアートで酷いことになっていた。
これはモスクワの中心街でもそうだった。

パヴェレツカヤ(Павелецкая)駅に行く。
地下鉄はまだ綺麗なんだけど、国鉄の駅前は廃墟みたいになったまま放置されていて、ちょっと衝撃を受けた。

モスクワの日々

ざっくり書くと、

赤の広場クレムリン→モスクワ動物園→トレチャコフ美術館(本館)→トレチャコフ美術館(新館)

という感じでまわりました。

ボリショイ劇場で、観劇をしたいと思っていたんだが、当日券なんて全然手に入らなくて、これは叶わなかった。
現地のバレエ人気の高さに驚く。

以下、モスクワの主要な観光スポットのシャッシン。
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国立歴史博物館。
この写真をとっている私が立っているのが赤の広場
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ポクロフスキー聖堂。
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グム百貨店の外と中。
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ホテル近くの駅。
本当にただの駅。

モスクワの食事

正直味が薄くて、あまり美味しくないものが多かった。
ロシア料理自体はあまりグッと来なかったが、その中でもグルジア料理は美味しかった。
日本人好みなのかもしれない。

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地球の歩き方で一番上に出てくる、「カフェ・プーシキン」で食べたロシア料理。
ロシアのカフェは、レストランと日本のカフェの中間みたいな存在らしい。
僕が行ったときは、ランチタイムはちゃんと外したのに、
謎の白人30人くらいの中年男女団体がガヤガヤ騒いでいる、最悪のムードだった。
パートナーをなくした男女の、婚活パーティーかなんかだったんだろうか?

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ルームサービスのロシア料理。
美味しかったが、やはり味が薄いと感じた。

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スーパーで買ったツマミ。
現地のスーパーで買った酒とメシで晩飯にするのが好きなんだけど、
ロシアならではのものを食べよう!と思ったら酷いことになった。
缶詰は「イクラ」と書いてあるのだが、イクラがペースト状になっていて、
おそらくパンとかにつけて食べるものだったのだと推察される。
結局ポテチくらいしかまともに食わなかった。

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TripAdvisorで一位だったステーキ屋。
コスパはあまりよくない。

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グルジア料理。
これがロシアで食べた中でベストかもしれない。

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初日だか二日目くらいに、あまりにもまともな食事がとれなくて、
探しに探した末にたどりついた日本料理屋。
温かくて、泣きそうになった。

ロシアについて

・治安はすごくいい。
・英語はとにかく通じない。日本に近いかも。
・東北人気質に近く、無愛想だが、基本的には優しいので、困ってると助けてくれる。
・フードやニット帽は当たり前。地下鉄でも普通にフードカブったままの人とかいる。
・車が汚れたまま走っていることが多い。あまり気にしないのだろうか?
(了)