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四十三庵

蔀の雑記帳

映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(The Big short)

映画

エミレーツ航空の飛行機の中で見ました。
ちなみに最近話題になったシリーズの、My Internも見ようとしたのだが、
30分くらいで受け付けられなくなって見るのをやめてしまった。

ストーリー


感想

・音楽がよかった。Nirvanaの「Lithium」のカバー、Gorillazの「Feel Goog Inc.」、あと地味に徳永英明とかも。
・ちゃんと説明すると結構難しい金融用語を、軽いノリで説明するのがイケてる感じでよかった。
たとえばMBSの説明で泡風呂でシャンパン飲むブロンド美女の謎のサービスシーンが入るトコとか。
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・固い話なんだけども、それを固くせずに見れるように、コメディっぽく書かれている。
・中心人物にに発達障害者が多い。
主人公の Michael Burryはガチのアスペルガー症候群らしいが、
作中でもTシャツで出勤し、ドラムのスティックでリズムをとりながら仕事してる。
(本当にこんな奴いるのか……?)
・リーマン前のウハウハだった頃のニューヨークの金融マンの調子乗りっぷりの描写がいい。
・最近リーマン・ショックを扱った映画が増えてきて、嬉しい。

空売りは悪なのか?

本作中の描写で、空売りが成功して、登場人物が大喜びしてたら、
「不動産価格が下がって、アメリカ国民はどうなると思う?
たくさんの人が、仕事をクビになり、家を売らなければない。
お前らにその意味がわかっているのか?」
みたいなこと言われて一喝されて、シュン…となるシーンがある。
世の中は思った以上に空売りへの抵抗が強いようだ。

しかし空売りにも意義がある。
空売りが存在しない市場だと、商品価格が適正価格より高止まりしがちなのだ。
たとえば東京周辺の不動産も、買いしかない市場で、バブル崩壊以降きちんと地価が下がらなかった。
その結果二十年以上じわじわと下げ続けている。
もしもショートが許される市場だったら、一気に大暴落しただろうが、その後回復していく動きになっただろう。

一気に大暴落がいいか、じわじわ下げてくのがいいかは、どっちの方がいいかは微妙だが、
機能している金融市場としては、一気に大暴落の方がよいと思う。

映画の元ネタ


マイケル・ルイスの本が映画の元ネタ。
僕は未読ですが、評判はいい。


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関連

st43.hatenadiary.jp
大学時代に書いたリーマン・ショックについて調べた記事。
(了)