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四十三庵

蔀の雑記帳

Mac OS Xの再インストールに失敗したのでトラブルシューティングの経過

IT

Macbookを人に譲ることになったので、中身を初期化しようと思った。
今までMacbookを初期化したことなんてなかったので知らなかったが、
Apple推奨の方法はディスクのデータを全部消して、OSを再インストールすることだった。
Appleのサイトを見ながらやったら、ばっちり詰まった。

ちなみにOS X Lion (10.7) で、ブートキャンプ等は未使用。

再インストールの流れ

Apple公式がけっこうわかりやすいので、これ見つつでいいと思う。
(ただトラブルシューティングはほとんどないので、問題が起きたらググるなりしないといけない)
support.apple.com

知らなかったけど、Macの起動時のリンゴ画面で、Command+alt+Rを押しっぱなしにすると、
ネットワーク経由でのOSインストール画面に移動できる。
この機能、たまにしか使わないからだろうけど、全体的に雑に作ってる感じだけども、必要十分な機能という感じ。
で、Appleのページの指示通りに、ディスクユーティリティでストレージのデータを全削除→ネットワーク経由で再インストールという手順をとった。

最初の詰みポイント

僕の部屋は、フレッツ光かなんかの回線を無線LANで飛ばしてるんだけども、
たまにMacのネットワーク選択画面で、正しいパスワード入れてるのにハジかれる画面がある。
テザリングだとつながったので、まあエラーが出たら考えようと思っていた。

f:id:st43:20170109135618j:plain
画面の指示通りにインストールを進めていくと、上記のエラー画面で死んだ。
自分で調べて色々やろうかと思ったけど、エラーメッセージとかも特になく、
何よりこの画面から元に戻れなかったので、Appleサポートに連絡することにした。
(ちなみにこの画面にハマったら、普通に電源オフか再起動かで、またリンゴマークのときにCommand+alt+Rを押しっぱなしで戻るしかない)

電話してもよかったのだが、そこまでの内容ではないかなと思って、チャットにした。
テクニカルサポートの期間が過ぎていたので、お金とられることも覚悟していたが、実際は請求されなかった。
ネットの情報によると、「ここからは有料です」と言われるらしい。
基本的には懇切丁寧だし、それなりに詳しい感じで、いいサポートだと思った。

僕は最初ディスクを消したときに、フォーマットしなかったのがまずかったかなと思って、
ディスクユーティリティの画面を見せたりしたが、それは問題ないとのこと。
f:id:st43:20170109142242j:plain
↑見せた画面

チャットでやりとりする中で、とりあえず問題の切り分けをしたいので別のネットワーク回線でやれ、と指示され、
じゃあテザリングやめて、無線LANでやりますと回答したところ、「あ、テザリングは無理ですね」みたいな反応をされる。

「復旧システムを作成できませんでした」のエラーで、テザリング環境なら、ネットワークの問題でほぼ間違えないっぽい。
(ネットワークのエラーメッセージ出してくれ、という気持ちもする)

二度目の詰みポイント

無線LANに切り替えたところ、インストールが進むようになった。
五時間くらい? 待って、最後に出た下記のエラーログ。
f:id:st43:20170109203041j:plain
Lionの画像の下には、「インストールの準備中にエラーが起きました。このアプリケーションをもう一度実行してください」の文字。

ディスクユーティリティを開くと、謎の追加データが増えた。f:id:st43:20170109204045j:plain
f:id:st43:20170109203638j:plain
チャットの人も厳しい気持ちになったらしく、
「詳しい人にエスカレーションして、電話させますよ」みたいな対応になった。

詳しい人(女性だった)に指示されるまま、ターミナルを開いて、とりあえず消してみましょう、みたいになった。
ここでbashが普通に使えることに気づく。
なんでもできるやん。

言われるがままにdiskutilのコマンドをうったけども、削除に失敗した。
結局よくわからなかったが、有線にしたら違うのではないかということで、
有線にして再インストールを開始し、その日は寝た。

三度目のインストール失敗

まあ案の定ではあったが、インストールは失敗していた。
f:id:st43:20170110071157j:plain
エラー内容としてはほぼ同じ。
正直詰んでる感が強かったが、まだ完全に起動してないわけではなかったので、懸命に色々なワードでGoogle検索をかけた。

【なおった事例1.日付がリセットされている】
entropiajp.hatenablog.com
このブログとかの例がそうなんだけど、
PRAM(不揮発性メモリ)リセットの後に再インストールすると、証明書関連で失敗するらしく、
その原因がOS日付がおかしくなったため、dateコマンドで復旧というもの。
Appleの本社がサンフランシスコにあるからなのか、太平洋標準時(PST)にあわせないといけないらしい。
ただ僕のケースだと、そもそもPRAMリセットしてないし、日付もちゃんとPSTだったので問題なかった。

【なおった事例2.ストレージ不足】
どのサイトだったかは忘れたけど、単純にストレージが足りなくて、
ストレージの中身一回削除したらインストール成功した、というもの。
僕のケースはそもそもストレージのデータ削除してからやっており、空き容量は120GBあるので、さすがに対象外。

類似事例を見つける

結局会社から戻ってきて、結局エラーログから見るしかないよなあと思い直し、
「error mounting helper partition」でググってみると、ようやく類似事例が(英語だったが)ひっかかった。
https://discussions.apple.com/thread/6740990?start=0&tstart=0
ベンジャミンが、僕と全くエラーメッセージで苦しんでいる!
回答者は、変なパーティションしてるんだろうから、ディスクユーティリティで解除しろ、と回答して、
二人は幸せなMacライフを送って終了している。
やはりディスクを初期化しないとダメっぽいと思い、ディスクユーティリティでSSDの中身を削除しようとするものの、
なんか「暗号化されたファイルがあるので削除できません」みたいなメッセージで削除失敗。

成功

Appleに連絡してみようかなあと悩んだが、その前にもう一度diskutilコマンドを試す。
diskutil(8) Mac OS X Manual Page
ちなみに構文はこんな感じ。
うったコマンドは以下。

diskutil cs list

このコマンドで、CoreStorageのIDが出てくるので、それをdeleteしてやるとよいらしい。

diskutil cs delete xxxxxxx

 
f:id:st43:20170110210619j:plain

昨晩は何回か口頭でも読み上げて、正しく入力したつもりでいたが、
どうやらコマンドをミスっていたらしい。
(それとも三度目のインストール失敗で何か変わったのだろうか?)

とにかく、ストレージがきれいに削除できたらしい。
f:id:st43:20170110210732j:plain

で、インストール成功。

結局原因はなんだったのか?

結局ガチャガチャやったら上手くいったが、どこでミスってたのかはよくわからない。
仮説はいくつか考えた。

・最初のストレージの中身削除した際に、SSDの方を選択すべきだったのに、下のストレージを選択してしまったせい?
・ストレージの名前が「名称未設定」という日本語になっていたのが悪さをしたのではないか?
・テザリングでのインストール途中で失敗した際に、変なファイルが作られていた?

結局のところよくわからない。

教訓として

・Mac OS Xの再インストールは安定した回線(できれば有線)でやりましょう。
 いくらAppleがコードレス文化を推進していても、さすがにOSのインストールにはコードが要るようです。
・Appleのサポートは結構丁寧なので、詰まったらお願いしてみましょう。

感想

OSレベルのレイヤーで詰まると、なかなか絶望感がありますね。
パソコンが起動すらしなくなる恐怖感との戦いになるので、なるべく慎重にやりたいところですね。
(了)