四十三庵

蔀の雑記帳

(仮)を続けること

生存報告を兼ねて。

最近引っ越した。
マンションに住んでいる。
大学時代はできなかった、普通の一人暮らしがようやくはじまった感じがする。

ただ思うのは、この生活も一時的なものでしかない、ということだった。
あくまで僕の人生のある時期をここで過ごすということでしかない。
或いは仕事ですらそうだ。

バブルが弾けて、終身雇用制度を信じるなと言われた結果、
会社にいても結局常に中腰でいるのが正しい姿勢のように言われている。
思考停止して会社にずっと滅私奉公して、出世を目指すのが正しい姿ではなくなった分、
やっぱ中腰姿勢が仕事することになる。
所謂「いつでも転職できるよう自分の市場価値を高い状態に常にして働く」ということだが、
そういう気持ちでいるのは、やっぱ今の仕事も一時的なものとして認識して働かないといけない。

仕事にせよ住む場所にせよ彼女にせよ友達のせよ上司にせよ皆が皆、(仮)の状態で続いていく。
それが都会的な暮らしということなのかもしれない。
(了)